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J-GLOBAL ID：201702261237271622   整理番号：17A0388205

レーザアブレーション-ICP-質量分析とマイクロX線蛍光分析による成熟したコムギとライムギ穀粒における3次元微量金属と半金属分布の画像化【Powered by NICT】

Imaging the 3D trace metal and metalloid distribution in mature wheat and rye grains via laser ablation-ICP-mass spectrometry and micro-X-ray fluorescence spectrometry

著者 (5件)： Van Malderen Stijn J. M. (Department of Analytical Chemistry, Ghent University, Campus Sterre, Krijgslaan 281-S12, B-9000 Ghent, Belgium. [e-mail]) ,  Laforce Brecht ,  Van Acker Thibaut ,  Vincze Laszlo ,  Vanhaecke Frank
資料名： Journal of Analytical Atomic Spectrometry  (Journal of Analytical Atomic Spectrometry)
巻： 32  号： 2  ページ： 289-298  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0770C  ISSN： 0267-9477  CODEN： JASPE2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒト栄養源中の毒性微量金属と半金属は深刻な健康リスクを与えると,金属蓄積を支配するプロセスは,十分に理解されていなければならない。本研究では,典型的な曝露レベルで成熟したコムギ(Triticum aestivumL.)とライムギ(Secale cerealeL.)穀粒中の毒性微量金属/半金属と微量元素(Cr,Mn,Ni,Cu,Zn,As,Cd,Hg及びPb)の空間分布を,連続切片法による誘導結合プラズマ質量分析(LA ICP MS)レーザアブレーションにより可視化し,定量化した。これらの元素のバルク濃度も空気噴霧ICP-MSにより決定した。さらに,縦断面は,主要元素の分布を確認するためにX線蛍光分光法を用いて走査した。本研究における連続切片法は研磨戦略によって実現した。法は時間を要し困難を伴うが,他のレーザプローブによる到達不可能であろう深さスケールのミクロトームを用いた切断できない試料のための3D情報にアクセスすることを可能にする。元素画像では,MnとZnの強い局所濃集パターンは,アリューロン層/種皮,縦溝の維管束組織およびはい組織で明らかであったが,Cr,As,Cd及びPbは主に異なる輸送と貯蔵動力学の結果として穀粒の胚乳に蓄積されてきた。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *ライムギ ,  空間分布 ,  *三次元 ,  切片法 ,  ヒト ,  *蛍光X線分析 ,  マンガン ,  ICP-MS分析 ,  *コムギ ,  亜鉛 ,  微量元素 ,  *半金属 ,  *レーザアブレーション ,  鉛
準シソーラス用語： *微量金属 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 有機物質中の元素の物理分析  (CC03032S) ,  質量分析  (CC03013N)

タイトルに関連する用語 (13件)： レーザアブレーション ,  ICP ,  質量分析 ,  X線蛍光分析 ,  成熟 ,  コムギ ,  ライムギ ,  穀粒 ,  3次元 ,  微量金属 ,  半金属 ,  分布 ,  画像化