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J-GLOBAL ID:201702261343001516   整理番号:17A0497888

リポスタチン生合成における1炭素消失の謎の解明

Solving the Puzzle of One-Carbon Loss in Ripostatin Biosynthesis
著者 (13件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 2192-2197  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0127B  ISSN: 1433-7851  CODEN: ACIEAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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リポスタチンは,有望な抗生物質であり,新規結合部位に対して結合することでRNAポリメラーゼを阻害する。本研究において著者らは,リポスタチンの生合成遺伝子集団である,cis-およびtrans-アシルトランスフェラーゼPKS遺伝子をコード化している,特有のポリケチドシンターゼ(PKS)のハイブリッドクラスターの特性評価について報告した。さらに,スターターユニットとしてのフェニル酢酸形成およびローディングに関する,新規メカニズムを見出した。このフェニルC2ユニットは,フェニルピルビン酸(フェニルC3)に由来している。本研究で記載したメカニズムにより,リポスタチン生合成における,フェニルC3前駆体からの1炭素原子の不可解な消失が説明できた。ローディングプロセス全体のin vitro再構成を通して,蛋白質複合体様のピルビン酸脱水素酵素は,フェニルピルビン酸のチアミンピロリン酸依存的脱炭酸に関係し,フェニルアセチル基-S-アシルキャリア蛋白質種を形成することがわかった。この蛋白質種は,その後の生合成的アセンブリラインに関与して,分子鎖のエクステンションを行い,最終的にリポスタチン産生に繋がっていた。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
分類
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生物科学研究法一般  ,  酵素一般  ,  脂肪族カルボン酸エステル・カルボン酸無水物・酸ハロゲン化物・アシルペルオキシド  ,  酸素複素環化合物一般  ,  質量分析 
タイトルに関連する用語 (2件):
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