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J-GLOBAL ID:201702261345457601   整理番号:17A1717782

経頭蓋超音波刺激は脳由来神経栄養因子を促進し,外傷性脳損傷のマウスモデルにおけるアポトーシスを減少させる【Powered by NICT】

Transcranial ultrasound stimulation promotes brain-derived neurotrophic factor and reduces apoptosis in a mouse model of traumatic brain injury
著者 (6件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 1032-1041  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3152A  ISSN: 1935-861X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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脳由来神経栄養因子(BDNF)の蛋白質発現はラット脳における経頭蓋超音波刺激により上昇することができた。本研究の目的は,外傷性脳損傷(TBI)に対する低強度パルス超音波(LIPUS)によるBDNF増強の効果およびその根底にある機構を調べることであった。制御皮質衝撃損傷を受けたマウスを4日の間毎日損傷部位におけるLIPUSで処理した。ウェスタンブロット解析および免疫組織化学で,LIPUSの影響を評価した。の結果は,LIPUS処理はTBI後4日で神経栄養因子BDNFおよび血管内皮成長因子(VEGF)を有意に促進することを示した。一方,LIPUSはトロポミオシン関連キナーゼB(TrkB),Akt,およびcAMP応答要素結合蛋白質(CREB)のリン酸化を増強した。さらに,LIPUS処理は,切断されたカスパーゼ 3レベルを有意に減少させた。アポトーシス過程の減少は抗BDNF抗体により阻害された。要するに,損傷後LIPUS処理はBDNF蛋白質レベルを増加させ,TBI後のアポトーシスの進行を阻害した。LIPUSの神経保護作用は神経栄養因子の蛋白質レベルの増加と関連し,少なくとも部分的にTrkB/Akt CREBシグナル伝達経路を介しているかもしれない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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神経の基礎医学  ,  中枢神経系 

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