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J-GLOBAL ID：201702261401860246   整理番号：17A0953382

LEBRAにおけるミリジュールのテラヘルツコヒーレント遷移放射

Millijoule terahertz coherent transition radiation at LEBRA

著者 (7件)： SEI Norihiro (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol., Ibaraki, JPN) ,  OGAWA Hiroshi (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol., Ibaraki, JPN) ,  SAKAI Takeshi (Nihon Univ., Chiba, JPN) ,  HAYAKAWA Ken (Nihon Univ., Chiba, JPN) ,  TANAKA Toshinari (Nihon Univ., Chiba, JPN) ,  HAYAKAWA Yasushi (Nihon Univ., Chiba, JPN) ,  NOGAMI Kyoko (Nihon Univ., Chiba, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 56  号： 3  ページ： 032401.1-032401.5  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らは日本大学電子線利用研究施設(LEBRA)において強力なコヒーレント遷移放射(CTR)を開発した。寸法80×60mm²の長方形チタンスクリーンをターゲットとして用い,スクリーン上に生成した後方CTRを結晶石英窓を通して空気中に引き出した。著者らは強力なテラヘルツ(THz)放射を観測し,空間分布と強度の電荷依存性を測定することでそれがCTRであることを確かめた。Martin-Puplett型の干渉計を用いて測定したCTRスペクトルは,0.3THzの振動数で最大を示し,1.6THzまで放射した。ミクロパルスのCTRエネルギーとピークパワーはそれぞれ約80nJと100kWであった。4.5μsマクロパルス間のCTRエネルギーは,約1mJで,この広帯域THz光源が常伝導ライナック施設において最も強力なコヒーレント放射光源であることを示している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *テラヘルツ波 ,  *電子ビーム ,  *研究施設 ,  *電磁波放射 ,  空間分布 ,  強度 ,  パルス ,  *LEBRA
準シソーラス用語： 電子線 ,  電荷依存性

分類 (1件)： 電磁場中の粒子の運動及び放射  (BD01030Y)

引用文献 (31件)：

• K.-L. Yeh, M. C. Hoffmann, J. Hebling, and K. A. Nelson, Appl. Phys. Lett. 90, 171121 (2007).
• A. Sell, A. Leitenstorfer, and R. Huber, Opt. Lett. 33, 2767 (2008).
• H. Hirori, A. Doi, F. Blanchard, and K. Tanaka, Appl. Phys. Lett. 98, 091106 (2011).
• S. Watanabe, N. Minami, and R. Shimano, Opt. Express 19, 1528 (2011).
• G. L. Carr, M. C. Martin, W. R. McKinney, K. Jordan, G. R. Neil, and G. P. Williams, Nature 420, 153 (2002).

タイトルに関連する用語 (3件)： LEBRA ,  ジュール ,  遷移放射