文献

J-GLOBAL ID：201702261449615887   整理番号：17A1099371

IL2rγの損失を介した免疫抑制マウス網膜におけるは,hESC由来光受容体の長期の機能的統合を促進する【Powered by NICT】

Immunosuppression via Loss of IL2rγ Enhances Long-Term Functional Integration of hESC-Derived Photoreceptors in the Mouse Retina

著者 (4件)： Zhu Jie (Buck Institute for Research on Aging, 8001 Redwood Boulevard, Novato, CA 94945-1400, USA) ,  Cifuentes Helen (Buck Institute for Research on Aging, 8001 Redwood Boulevard, Novato, CA 94945-1400, USA) ,  Reynolds Joseph (Buck Institute for Research on Aging, 8001 Redwood Boulevard, Novato, CA 94945-1400, USA) ,  Lamba Deepak A. (Buck Institute for Research on Aging, 8001 Redwood Boulevard, Novato, CA 94945-1400, USA)
資料名： Cell Stem Cell  (Cell Stem Cell)
巻： 20  号： 3  ページ： 374-384.e5  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3106A  ISSN： 1934-5909  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 光受容体の損失は変性網膜疾患の一般的なエンドポイントである。ヒト多能性幹細胞は光受容体置換のための潜在的源を提供するが,マウスモデルでも,移植ベースの修復の効率と有効性は不良である。本研究では,著者らは,免疫拒絶は免疫不全IL2受容体γ(IL2rγ)欠損マウスモデルを用いて,これらの期待外れの結果に寄与する程度を検討した。著者らの結果は,正常および変性網膜環境における細胞拒絶の予防はhESC由来ドナー網膜細胞の長期生存と統合を改善することを示した。移植された細胞はこれまでに様々なオプシンを発現する成熟光受容体に分化することができ,先天的に盲目マウスへの統合機能できる。著者らの研究は,網膜は免疫特権としばしば考えられているにもかかわらず,宿主免疫細胞拒絶の抑制は,成功する臨床転帰を目的とした移植細胞の長時間積分を改善するための有用なアプローチであることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： ドナー ,  網膜疾患 ,  *免疫抑制 ,  免疫不全症候群 ,  *網膜 ,  ヒト ,  IL2受容体 ,  *光受容体 ,  幹細胞 ,  オプシン ,  多能性幹細胞 ,  ドナー【臓器移植】
準シソーラス用語： 転帰 ,  免疫特権 ,  網膜細胞 ,  マウスモデル , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (10件)： AMD ,  網膜色素変性 ,  レーバー先天性黒内障 ,  幹細胞 ,  免疫拒絶 ,  瞳孔対光反射 ,  ナチュラルキラー細胞 ,  c-Fos ,  視覚機能 ,  iPSC

分類 (1件)： 細胞・組織培養法  (EA03040R)

タイトルに関連する用語 (8件)： 損失 ,  免疫抑制 ,  マウス ,  網膜 ,  光受容体 ,  長期 ,  統合 ,  促進