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J-GLOBAL ID:201702261490604623   整理番号:17A0962416

超微細粒超低炭素鋼板の歪時効挙動における溶質Cおよび粒界の役割

Roles of Solute C and Grain Boundary in Strain Aging Behaviour of Fine-grained Ultra-low Carbon Steel Sheets
著者 (7件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 1273-1281(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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溶質C含有量が1~3ppmと比較的低く,フェライト粒サイズが9.5μmおよび183μmのNb含有ULC鋼を用い,多結晶フェライト鋼の歪時効現象における溶質Cおよび粒界の役割を70~400°Cの時効温度において調べた。鋼は2種類の硬化段階を示した。1微細粒試料と粗大粒試料のいずれにも1次硬化段階が現れ,YP(ΔYP)の増加は約30MPaで飽和した。見掛け活性化エネルギーおよび硬化速度から,硬化機構は溶質C原子による転位ピン止めと推測された。2次硬化段階では,微細粒試料では大きなHall-Petch係数の増加が伴い,ΔYPは非常に大きく,90MPaに達した。時効試料中の微細析出物は,TEMおよび3DAPにより検出できなかった。2次硬化の可能な機構として,溶質Cの粒界への偏析および粒界中のFe原子の拡散を提案した。粒界の硬化は,多結晶フェライト鋼における歪時効の硬化機構の一つと考えられた。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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組織的硬化現象 
引用文献 (43件):
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