抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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自動車用途が急成長するポリフェニレンスルフィド(PPS)樹脂の動向を紹介する。PPSポリマーには直鎖型と架橋型の2種類があるが,ほとんどガラス繊維や無機フィラーなどで強化・充填したコンパウンドとして使われている。2016年の世界のPPS樹脂のコンパウンド需要は,約10万トン弱と推定される。用途別では,ここ数年は自動車向けが約6割を占めるほど急増している。地域別にPPS樹脂のコンパウンドの需要は,日本が最も多く,約3万トンである。次いで欧州が2万~3万トンと推測される。北米の需要は1万数千トン以上あると推定される。アジア市場は中国が最大だと推定される。電気・電子機器向けが多い。