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J-GLOBAL ID：201702261564406377   整理番号：17A0052370

熱電エネルギー変換用のMg₂Si基材料

Mg2Si-Based Materials for the Thermoelectric Energy Conversion

著者 (3件)： Cheng X. (Department of Chemistry, Waterloo Institute for Nanotechnology, University of Waterloo, Waterloo, ON, Canada) ,  Farahi N. (Department of Chemistry, Waterloo Institute for Nanotechnology, University of Waterloo, Waterloo, ON, Canada) ,  Kleinke H. (Department of Chemistry, Waterloo Institute for Nanotechnology, University of Waterloo, Waterloo, ON, Canada)
資料名： JOM  (JOM)
巻： 68  号： 10  ページ： 2680-2687  発行年： 2016年10月 
JST資料番号： C0321A  ISSN： 1047-4838  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 熱電材料は温度勾配を電気(熱起電力)に変換でき,逆もまた同様(Peltier冷却)である。熱起電力は,放射性崩壊が熱源を供給する宇宙船で何十年も利用されている。例えば,自動車や製造業の廃熱利用に基づいた応用が検討されている。商用熱電材料は,一般的にBi₂Te₃,PbTeに基づいており,将来は,Yb_xCo₄Sb₁₂などの充填スクッテルダイトが可能である。これらの材料の不利な側面は,主要な構成元素のいくつか,すなわち,テルル,鉛,およびアンチモンは毒性であり,一部の希土類(イッテルビウム,テルル)は高価なことである。一方,Mg₂Siは豊富で環境に配慮した元素から構成されており,そのため実用化に有利である。本稿では,熱電エネルギー変換用のMg₂Si基材料についてレビューし,これらの材料が,上述の従来材料とどのようにして競合してきたかについて検討した。Copyright 2016 The Minerals, Metals & Materials Society Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 技術展望 ,  *熱電材料 ,  *材料設計 ,  電気特性 ,  エネルギー変換 ,  熱起電力 ,  廃熱利用 ,  *ケイ化物 ,  マグネシウム化合物 ,  環境保全 ,  省資源 ,  毒性 ,  研究開発 ,  結晶構造 ,  熱伝導率 ,  電気伝導率 ,  輸送係数 ,  性能指数 ,  硫化鉱物
準シソーラス用語： 材料開発 ,  熱電特性 ,  *ケイ化マグネシウム ,  有害金属 ,  サイト占有 ,  Seebeck係数 ,  スクッテルダイト

著者キーワード (6件)： Thermoelectrics ,  energy ,  magnesium ,  silicon ,  tin ,  bismuth

分類 (1件)： 熱電デバイス  (NC03090J)

タイトルに関連する用語 (1件)： エネルギー変換