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J-GLOBAL ID:201702261567722903   整理番号:17A1137997

シールド工事での自然由来重金属含有土の浄化技術-分級洗浄と鉄粉処理を用いた泥水シールド排泥の砒素汚染土浄化-

Clarification System of Natural Heavy Metals Containing Soil in Shield Tunneling Site-Purge of Arsenic-contaminated Soil in Slurry Shield Tunneling with Classification and Magnetic Separation-
著者 (4件):
資料名:
号: 43  ページ: ROMBUNNO.3  発行年: 2017年09月01日 
JST資料番号: F0171C  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年,シールド工事で砒素や鉛等の自然由来の重金属に遭遇する問題が顕在化している。これらを汚染土壌等として場外搬出処分すると膨大な費用がかかるとともに,最終処分場への負荷が増大することが問題となる。そのため,シールド工事で遭遇する重金属含有土壌の浄化技術の開発と実用化の検討を行った。本技術は,泥水シールド工法の処理プラントに土壌の分級洗浄設備,および砒素や鉛等の重金属を吸着する鉄粉を混合撹拌して回収する設備を付加して,工事で発生する排泥の浄化を行うものである。今回は,東北地方のシールド工事で発生した土壌溶出量基準を超過する砒素を含む排泥を用いて,室内試験と実験プラントによる実規模実験を実施した。その結果,本技術で排泥に含まれる砒素を基準以下まで浄化できることを確認した。また,実規模のシールド工事を想定して,処理プラントの検討と処理費用の算定を行った。その結果,一定量以上の浄化処理を行えば,汚染土壌等として場外搬出処分する方法より,工事費用を削減できることを確認した。(著者抄録)

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