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J-GLOBAL ID:201702261579849684   整理番号:17A1956079

ルテニウムおよび酸促進(RAP)触媒反応による末端アルキンの酢酸イオン援助二量化の速度および機構的検討

Kinetics and Mechanistic Insights into the Acetate-Assisted Dimerization of Terminal Alkynes under Ruthenium- and Acid-Promoted (RAP) Catalysis
著者 (6件):
資料名:
巻: 36  号: 19  ページ: 3830-3840  発行年: 2017年10月09日 
JST資料番号: E0965A  ISSN: 0276-7333  CODEN: ORGND7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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[{RuCl(μ-Cl)(η6-p-シメン)}2]二核ルテニウム錯体(1)と酢酸AcOHによる末端アルキンの酢酸イオン援助二量化を検討した。紫外可視吸収スペクトルから,(1)と(1)++Cl-が可逆的に共存し,(1)+からAcOHまたはAcONaによるCl-引抜きによって[RuCl(OAc)(η6-p-シメン)]単核錯体(3)が生成する活性化機構を推定した。フェニルアセチレン二量化によるtrans-PhCH=CHC≡CPhの生成を1H NMRにより観測した。(3)およびアルキン濃度に各一次の主反応および若干の(1)とアルキンに各一次の反応の寄与を考慮した速度式を実測値にあてはめた。一連の置換フェニルアルキン(p-MeO,m-F,p-CF3,o-CF3,p-NO2)の速度定数はHammett式によく適合した。生成物の90%以上がtrans体であった。錯体(1)とフェニルアセチレンを酢酸ナトリウム共存下に反応させると,イン-エン二量体に加えて若干量の三量体を配位子とするルテニウムη6-ヘキサ-1,3-ジエン-5-イン-3-イル錯体{Ru(η6-p-シメン)Cl[η3-(E,Z)-PhCH=CHC=C(Ph)C≡CPh]}(10)が生成した。赤外スペクトル,1H NMR,13C{1H}NMRによりキャラクタリゼーションを行った。X線回折により結晶構造を決定した。
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分類 (3件):
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白金族元素の錯体  ,  付加反応,脱離反応  ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造 
物質索引 (6件):
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