文献
J-GLOBAL ID:201702261646440531   整理番号:17A0988146

連続永年周波数走査による直線イオントラップの迅速質量分析【Powered by NICT】

Rapid mass spectrometry analysis of a rectilinear ion trap by continuous secular frequency scanning
著者 (8件):
資料名:
巻: 31  号: 12  ページ: 1031-1040  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0695A  ISSN: 0951-4198  CODEN: RCMSEF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
根拠:永年周波数走査は,補助交流(AC)信号の周波数を走査した質量分析(MS)分析法である。ラジオ周波数(RF)電力のための低要求,質量分析計の小型化に適している。本研究では,逆永年周波数走査(RSFS)モードでのMS性能を直線イオントラップ(RIT)のための最適化され,連続永年周波数走査(CSFS)を用いた迅速MS分析のための方法を提案した。補助交流周波数走査機能を有する【方法】A RIT質量分析計を構築した。RSFSモードにおける分解能,タンデム質量分析(MS/MS)と定量能力を特性化し,最適化した。CSFSモードでの動作は,イオン注入状態におけるRF信号と前面Z電極を維持しながら補助AC信号の周波数を走査し連続的かつ周期的に行い,イオン注入と冷却は質量分析と同時に実施した。【結果】このシステム,RSFSモードは332Thでの単位質量分解能を達成し,MS/MS分析は,レセルピンのq=0.4583でのRF振幅を変化させずに完了した。イマチニブの定量限界は決定係数R~2=0.9981で約250ng/mLであった。CSFSモードでは,20ms以下の一回の分析サイクルを達成することができ,これは従来の掃引モードよりも14倍速かった。添加では,100%イオン利用を理論的にCSFSモードで達成できた。【結論】CSFSモードはイオントラップ質量分析計の従来の位相連続運転モードとは異なっていた。補助交流周波数の周期的走査によりイオン注入を維持しながら,質量分析計の分析効率,迅速MSモニタリングの分野において有用な応用の展望を改善することが可能である。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
質量分析  ,  質量分析計 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る