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J-GLOBAL ID：201702261648883112   整理番号：17A0442431

高分子電解質多層で修飾した電極の酸化還元特性:膜における高分子電解質層の間の相互作用の顕著な効果【Powered by NICT】

Redox properties of polyelectrolyte multilayer modified electrodes: a significant effect of the interactions between the polyelectrolyte layers in the films

著者 (3件)： Strawski Marcin (Laboratory of Electrochemistry, Faculty of Chemistry, University of Warsaw, ul. Pasteura 1, 02-093 Warsaw, Poland) ,  Granicka Ludomira H. (Nalecz Institute of Biocybernetics and Biomedical Engineering, Polish Academy of Sciences, ul. Ks. Trojdena 4, 02-109 Warsaw, Poland) ,  Szklarczyk Marek (Laboratory of Electrochemistry, Faculty of Chemistry, University of Warsaw, ul. Pasteura 1, 02-093 Warsaw, Poland)
資料名： Electrochimica Acta  (Electrochimica Acta)
巻： 226  ページ： 121-131  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0535B  ISSN： 0013-4686  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 反対に荷電した高分子電解質のlayer-by-layer(LbL)連続吸着は多層膜(高分子電解質多層,PEM)の形成をもたらした。このようなシステムは,制御された性質を持つ超薄膜としての応用を見出すであろう。本論文では,ポリ-L-リジン(PLL),ポリエチレンイミン(PEI),ポリ(ナトリウム4-スチレンスルホナート)(PSS)とアルギン酸塩(ALG)高分子電解質から形成された種々の高分子電解質多層膜を調べた。PLL/PSS,PLL/ALGとPEI/PSS組み合わせのための膜厚は白金表面に及ぼす雲母と約22nmに14nmまでの類似した値を示した。PEI/ALG組合せは白金表面に及ぼす雲母と約140nm厚さ90nmまでの厚い膜を形成した。調製された膜では,[Fe(CN)6]~3 /4-[Ru(NH_3)6]~3+/2イオンに対する電気活性挙動をモニターした。[Fe(CN)6]~-3-/イオンの酸化/還元電流は不透水,透水性とイオンの蓄積として記述することができる挙動の三つの異なるモードを示すことを見出した。[Ru(NH_3)6]~3+/2+ではこのような関係は観察されず,全ての膜は,透過性のままであった。薄いPEMの透過率は膜厚よりも膜組成に強く依存するようであった。カプセル化目的のための最良の候補を提案した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： イオン ,  膜厚 ,  *多層 ,  多層膜 ,  白金 ,  超薄膜 ,  透過率 ,  雲母 ,  透水性 ,  *高分子電解質
準シソーラス用語： 原子間力顕微鏡法 ,  透過性 ,  電気活性 ,  *酸化還元特性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 高分子電解質 ,  PEM厚さ ,  PEM(プロトン交換膜)透過性 ,  原子間力顕微鏡観察

分類 (3件)： 二次電池  (YB04030K) ,  電気化学反応  (CB07050F) ,  電極過程  (CB07040U)

タイトルに関連する用語 (7件)： 高分子電解質 ,  多層 ,  修飾 ,  酸化還元特性 ,  高分子 ,  電解質層 ,  相互作用