文献

J-GLOBAL ID：201702261649744314   整理番号：17A0613598

白梅学園清修中学校・中高一貫部のICT教育

著者 (1件)： 佐藤隆太
資料名： 白梅学園大学・短期大学情報教育研究  (Annual Report of the Shiraume Gakuen University, College Computer Center)
号： 20  ページ： 13-23  発行年： 2017年03月31日 
JST資料番号： L6509A  ISSN： 1881-2694  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 白梅学園清修中学校は小人数学級によるきめ細かで質の高い指導を特色としており,創設した2006年から全教室に電子ボードを設置している。本論文では,2013年にWi-Fiが整備されて30台のノートパソコンを生徒が自由に活用できるようになり,電子ボードも2代目となった現在までの10年間のICT(Information and Communication Technology)教育を概観した。まず,初代電子ボードは5教科において静止画や資料を含むパワーポイントスライドや動画の再生,及びデジタル教科書やプリントの画面表示に利用されてきたことを説明した。一方,ホワイトボードの一部として活用できず,電子ボードの位置が固定されているので使用不要な授業では邪魔になり,2013年に可動式でホワイトボードの延長として利用できる電子ボードに入れ替えたことで,授業において補助的に併用できるようになった。ICT教育は教員が義務のように導入しても生徒の理解は深まらず,指導内容に応じて最適な指導方法が異なり,あくまでも授業の支援ツールであることを意識すべきことを論じた。また,定員6人のラウンジに電子ボードを設置した例や,生徒による電子ボードやノートパソコンの活用例を紹介した。

シソーラス用語： 電子黒板 ,  *技術教育 ,  *情報技術 ,  *通信技術 ,  中学校 ,  高等学校 ,  *無線LAN ,  パーソナルコンピュータ ,  情報サービス ,  用途別板 ,  教師 ,  学生 ,  支援プログラム ,  事例研究
準シソーラス用語： *ICT ,  *ICT教育 ,  *WiFi ,  ソフトウェアツール ,  ノートPC ,  ホワイトボード ,  *情報教育 ,  生徒 ,  電子ボード ,  電子掲示板

分類 (4件)： 技術教育  (JA01050T) ,  その他の情報処理  (JE15050M) ,  電話・データ通信・交換一般  (ND11010T) ,  無線通信一般  (ND08010L)

タイトルに関連する用語 (2件)： ICT ,  教育