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J-GLOBAL ID：201702261662686791   整理番号：17A1480007

擬攻呼び出し:信号超越種の境界【Powered by NICT】

Mobbing calls: a signal transcending species boundaries

著者 (3件)： Dutour Mylene (Universite de Lyon, UMR5023 Ecologie des Hydrosystemes Naturels et Anthropises, Universite Lyon 1, ENTPE, CNRS, Villeurbanne, France) ,  Lena Jean-Paul (Universite de Lyon, UMR5023 Ecologie des Hydrosystemes Naturels et Anthropises, Universite Lyon 1, ENTPE, CNRS, Villeurbanne, France) ,  Lengagne Thierry (Universite de Lyon, UMR5023 Ecologie des Hydrosystemes Naturels et Anthropises, Universite Lyon 1, ENTPE, CNRS, Villeurbanne, France)
資料名： Animal Behaviour  (Animal Behaviour)
巻： 131  ページ： 3-11  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1654A  ISSN： 0003-3472  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 捕食者を検出すると,いくつかの被食者は擬攻挙動を示し,捕食者に対する混合同種特異的および異種特異的群を迅速に擬攻の鳴き声を発する。この戦略の効率はしばしば種間通信と関連しているが,擬攻鳴き動物はこれらのシグナルをいかに認識するかについての疑問を提起する。通常異種特異的擬攻鳴声を聴取したとき捕食者約連合学習は,種間のコミュニケーションにおいて重要な役割を果たすことが示唆された。系統発生的保存または進化収束も,このコミュニケーションプロセスを説明することができた。事前の経験は,擬攻応答を表現するために必要であるかどうかを決定するため,我々は,ヨーロッパの四スズメ目種シジュウカラ,Parus major,アオガラ,Cyanistes caeruleus,ヒガラ,Periparus ater,ズアオアトリと再生実験を行い,Fringilla coelebs。研究の目的は,いくつかの北アメリカ燕雀類の鳥の擬攻シグナルに応答するかどうかを調べることであった。予想されたように,自然選択が擬攻鳴きを同種への強い応答を形成する可能性があるので,著者らの焦点となっている種は,アメリカ種のそれよりも自身の騒乱音声に対するより強く反応した。それにもかかわらず,シジュウカラの三ヨーロッパ種の異種特異的擬攻鳴きの事前の経験は応答を引き出すために必要としなかった。great tit(シジュウカラ)及びchaffinch,音響類似性は異所性種に対する行動反応を説明できることを見出した。とは対照的に,このような類似性は,他の二種類のヨーロッパ種に対する応答の基礎となる主要機構であろうしなかった。擬攻の鳴き声に対する異種特異的応答は,多くの異なる機構を含んでいた。これらの各々に焦点を当てたさらなる研究は異種特異的通信へのそれらの相対的寄与を理解することを可能にするはずである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 自然淘汰 ,  コミュニケーション ,  通信 ,  アメリカ合衆国 ,  系統発生 ,  *捕食者 ,  音響 ,  ヨーロッパ ,  類似性 ,  スズメ類
準シソーラス用語： Cyanistes caeruleus ,  Parus major ,  連合学習 ,  鳴き声 ,  被食者 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 音響信号 ,  抗捕食者行動 ,  異種特異的誘引 ,  擬攻挙動 ,  スズメ目 ,  再生

分類 (1件)： 異種生物間相互作用  (EE01050A)

タイトルに関連する用語 (2件)： 呼び出し ,  境界