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J-GLOBAL ID：201702261690243608   整理番号：17A0283009

珪藻類の商業的生産の展望

Prospects for commercial production of diatoms

著者 (2件)： WANG Jaw-Kai (Shenzhen Jawkai Bioengineering R&D Center, Inc.) ,  SEIBERT Michael (National Renewable Energy Lab.)
資料名： Biotechnology for Biofuels (Web)  (Biotechnology for Biofuels (Web))
巻： 10  号： Jan  ページ： 10:16 (WEB ONLY)  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： U7022A  ISSN： 1754-6834  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： このレビューにおいて,商業的に有用な珪藻類の開放型池増殖の前兆となる単純な方法を論じた。珪藻類のバイオ産物の生産に関連するトピックスに加えて珪藻類の生産及びハーベストに関連する多数のトピックスを試験した。前者のトピックスに関して,現在,珪藻類を連続的に増殖し,化学毒素を使用しないで侵襲種の存在を制御し,ほとんど5年の期間を通して132MT乾燥珪藻類 ha^-1の平均年間収量で生産することは可能であるが,季節的ベースで最適珪藻類種の優位性を維持することを示唆した。優勢種は年間で変動した。微小藻類の生産は基本的に農業であるが,除草剤及び殺虫剤の非存在下で侵襲種を制御することができないケースの生産コストは法外に高くなるらしい。後者のトピックスに関して,脂質を生産し,次いで生物燃料に変換すること,または珪藻類バイオマスの生産を最大化し,次いでそれを生物産物に変換することは優れた方法であるかどうかについて,事例として熱水プロセスを用いて論じた。証拠は増大しつつあるが,広範囲の大衆の支持なしに,微小藻類生物燃料の商業的生産は理解されないだろう。珪藻類からの生物燃料の経済的に競合する生産は困難であるが,優先度が廃水処理を含む多数の高付加価値産物に与えられる時,及び生物燃料が珪藻類の商業的生産へのシステムアプローチにおける共産物として考えられる時,経済的競合プロセスはより実現可能になるらしい。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *珪藻類 ,  *細胞培養 ,  細胞増殖 ,  *バイオマス ,  生産 ,  収率 ,  *生物燃料 ,  季節的変動 ,  藻類 ,  細胞内蓄積 ,  脂質 ,  廃水処理 ,  商業化 ,  脂質代謝 ,  屋外試験 ,  副産物 ,  液化
準シソーラス用語： バイオマス生産 ,  水熱液化 ,  微小藻類

分類 (2件)： 植物組織・細胞による物質生産  (FK03050H) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

タイトルに関連する用語 (3件)： 珪藻類 ,  商業 ,  展望