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J-GLOBAL ID：201702261692408865   整理番号：17A1715840

多年AERONETデータからの西地中海流域のエーロゾルの光学的特性【Powered by NICT】

Aerosol optical properties of Western Mediterranean basin from multi-year AERONET data

著者 (3件)： Benkhalifa Jamel (Faculte des Sciences de Sfax (FSS), B.P. 1171, 3000 Sfax, Tunisia) ,  Leon Jean Francois (Laboratoire d’Aerologie, CNRS, Universite Paul Sabatier, Toulouse, France) ,  Chaabane Mabrouk (Faculte des Sciences de Sfax (FSS), B.P. 1171, 3000 Sfax, Tunisia)
資料名： Journal of Atmospheric and Solar-Terrestrial Physics  (Journal of Atmospheric and Solar-Terrestrial Physics)
巻： 164  ページ： 222-228  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0269A  ISSN： 1364-6826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 全および粗大モードエアロゾル消散光学的深さ(それぞれAOD_tとAOD_c),オングストローム指数(AE),サイズ分布,単一散乱アルベド(SSA)を含むエーロゾルの光学的性質は,西地中海における9地域での長期の地上放射測定を用いて調べた:Oujda,マラガ,バルセロナ,Carpentras,Rome Tor Vergata,Ersa,Ispra,ベニス及びEvora,4年間の研究期間(2010 2013)。AOD_cの割合の南北勾配は南部の観測所での光学的性質に及ぼす粗大粒子の影響増加の特徴を示している。この画分はIspraにおける南部部位Oujdaで8±8%から48±18%の範囲の日平均を持っていた。Oujdaで低い平均AE_444 870値(<0.7)は大きなダスト粒子の主要な影響を確認した。逆に,都市観測所でのAODは微細モード粒子によって支配されている。Ispraとベニスにおける1.5以上のオングストローム指数(AE_444 870)は小さな粒子による制御された都市汚染に対応する大気状況を示した。は0.3以上の全光学的深さと30%以上の粗大モードの光学的深さの割合に対応するダスト日を選択することにより固有ダスト光学的性質を解析した。これらの場合に対して,塵あいの日中の平均AOD_tは0.4に近いことを示した。塵あい日の期間に,粗いモードのフラクションはOudjaと他のすべての場所の83%以上で全体積の88%に相当する。平均粗大モード体積メジアン半径の弱い変動,平均1.98±0.1を示した。AOD_cの最大値は2012年夏に観測された,6月27日に特に高い事象であった。6月27日にEvoraで始まる前方流跡線は,全ての場所が次の日の塵あい事象の影響を受けたことを明確に示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 夏 ,  放射測定 ,  都市 ,  *エアロゾル ,  流跡線 ,  塵埃 ,  *西地中海 ,  光学的厚さ ,  中央値
準シソーラス用語： ダスト粒子 ,  ベニス ,  単一散乱アルベド ,  サイズ分布 ,  Angstrom指数 ,  *AERONET , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： AERONET ,  ダストエーロゾル ,  エアロゾル消衰の光学的厚さ ,  粗モード ,  サイズ分布 ,  単一散乱アルベド

分類 (2件)： 成層圏・中間圏  (DC04040D) ,  電離層・熱圏  (DC04050O)

タイトルに関連する用語 (5件)： AERONET ,  西地中海 ,  流域 ,  エーロゾル ,  光学的特性