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J-GLOBAL ID:201702261754867297   整理番号:17A1621424

リンは高山草地のマメ科植物能力への窒素濃縮の負の効果を軽減しない

Phosphorus does not alleviate the negative effect of nitrogen enrichment on legume performance in an alpine grassland
著者 (12件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 822-830  発行年: 2017年10月 
JST資料番号: W2355A  ISSN: 1752-9921  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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中国,チベット高原で,NとP濃縮への応答としてマメ科植物能力を評価した。これらの草地は土壌が比較的若いため,PではなくNが主に制限されていると考えられ,低い分解/無機化速度のため肥沃度は低い。N添加,P添加,N+P添加(単独処理と同量)による野外試験を2011~2013年に実施した。これらの効果をコミュニティレベルでの応答{地上の純一次生産量(ANPP),草高}とマメ科植物能力(バイオマス,種の豊かさ,比草高)により評価した。P単独添加ではなく,N単独添加はANPPを20.82%増加させた。しかしながら,N+P添加はNあるいはP単独添加よりANPPを37.03%増加した。対照的に,N単独添加はマメ科植物バイオマスを39.54%減少したが,P単独添加はバイオマスを65.22%上昇した。N+P添加はバイオマスを53.14%抑制した。高山草地の共制限養分としてPの重要性を明らかにし,このような地域ではN制限が優勢であるという従来の知見とは異なる結果を得た。NとP添加の対照的結果は,NとPが濃縮した環境下ではマメ科植物能力が変化する可能性を示唆する。
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分類 (1件):
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植物生態学 

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