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J-GLOBAL ID：201702261800467505   整理番号：17A1604255

タンパク質支持体としてのハイドロチャー: 非共有結合による生体分子特性の保存

Hydrochar as protein support: preservation of biomolecule properties with non-covalent immobilization

著者 (7件)： CASTRO Manuela Oliveira (Universidade Federal do Ceara, Ceara, BRA) ,  DE SANTIAGO Mayara Queiroz (Universidade Federal do Ceara, Ceara, BRA) ,  NASCIMENTO Kyria Santiago (Universidade Federal do Ceara, Ceara, BRA) ,  CAVADA Benildo Sousa (Universidade Federal do Ceara, Ceara, BRA) ,  DE CASTRO MIGUEL Emilio (Universidade Federal do Ceara, Ceara, BRA) ,  DE PAULA Amauri Jardim (Universidade Federal do Ceara, Ceara, BRA) ,  FERREIRA Odair Pastor (Universidade Federal do Ceara, Ceara, BRA)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 52  号： 23  ページ： 13378-13389  発行年： 2017年12月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生体分子の固定化を目的とし,ハイドロチャー(HC)をタンパク質支持体として用い,静電作用による固定化を検討した。グリコールの水熱炭化により炭質材料を生成し,その後レクチンと相互作用させた。相互作用後の試料を,CHNS元素分析,走査型電子顕微鏡およびフーリエ変換赤外分光法(FTIR)により同定した。FTIR結果は,タンパク質のNH₂⁺およびNH₃⁺基およびHCのCOO^-基の存在を同定し,生体分子と支持体との間の静電相互作用の発生を示した。また,フルオレセインイソチオシアネートで標識したConBrレクチンを用いて固定化実験を行い,ハイドロチャー上への固定化を評価した。赤血球凝集検査では,HCと結合した後でさえ,赤血球に対するレクチンの凝集性が保持されていることが明らかになった。

シソーラス用語： *チャー ,  タンパク質 ,  *生体高分子 ,  水熱合成 ,  炭化 ,  レクチン ,  静電相互作用 ,  血球凝集 ,  血清学的検査 ,  *固定 ,  支持物 ,  脂肪族アルコール ,  ジオール
準シソーラス用語： *ハイドロチャー ,  固定化蛋白質 ,  水熱炭化 ,  赤血球凝集テスト ,  *蛋白質固定化

分類 (1件)： 医用素材  (GA05040H)

物質索引 (1件)： グリコール

タイトルに関連する用語 (6件)： タンパク質 ,  ハイドロチャー ,  非共有結合 ,  生体 ,  分子特性 ,  保存