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J-GLOBAL ID:201702261805947406   整理番号:17A1613077

石灰石粉末頂部吹込による溶銑脱リンの開発:Part2高吹込率

Development of Hot Metal Dephosphorization with Lime Powder Top Blowing: Part 2. High Blowing Rate
著者 (3件):
資料名:
巻: 57  号: 10  ページ: 1756-1761(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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鋼中のリンは機械的性質に対する負の因子で高品質鋼生産には溶銑の脱リン処理が必要である。しかしながら,厳格な環境規制によって使用が制約されるフッ化物無しのCaO-SiO2-FeOフラックスを用いて低リン量を得るための脱リン処理を実施することは困難である。このため,スラグ形成促進剤無しでスラグ塩基度を増加させることは困難である。本研究においては,取鍋スラグの添加と石灰石頂部吹込法を,高いスラグ塩基度を得るために2t試験転炉において適用した。得た結果は以下の通り:(1)溶銑のリン量は(CaO)/(SiO2)=3の条件の下で0.001mass%まで低下した。(2)[P]=0.02mass%以下での脱リン反応の速度定数Kは底部ガス流量の増加と共に増大するが,Kは底部ガス流量が多すぎる条件では低下した。(3)吹込の最終段階でのリン分配は,頂部スラグと溶銑の間の熱力学的関係に基づく予測値よりもはるかに高かった。(4)ホットスポットにおいて形成したFeO-CaOメルトは,ホットスポットでの高温でも超低範囲まで溶銑のリン量を低下させることができることを示唆している。(翻訳著者抄録)
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製鋼 
引用文献 (19件):
  • 1) T. Ikeda and T. Matsuo: Trans. Iron Steel Inst. Jpn., 22 (1982), 495.
  • 2) Y. Kawai, H. Nakamura, K. Kawakami, T. Toyoda, A. Ishizaka and T. Ebisawa: Tetsu-to-Hagané, 69 (1983), 1755.
  • 3) K. Iwasaki, N. Sano and Y. Matsushita: Tetsu-to-Hagané, 67 (1981), 536.
  • 4) K. Ito and N. Sano: Tetsu-to-Hagané, 69 (1983), 1747.
  • 5) Y. Ogawa, M. Yano, M. Matsuo and Y. Demoto: CAMP-ISIJ, 6 (1993), 1074.
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