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J-GLOBAL ID：201702261817320551   整理番号：17A0716516

軟材,硬材及びホヤ由来のセルロースナノ繊維:調製-構造-膜性能の相関

Cellulose Nanofibers from Softwood, Hardwood, and Tunicate: Preparation-Structure-Film Performance Interrelation

著者 (7件)： ZHAO Yadong (KTH, Stockholm, SWE) ,  MOSER Carl (KTH, Stockholm, SWE) ,  MOSER Carl (Valmet AB, Sundsvall, SWE) ,  LINDSTROEM Mikael E. (KTH, Stockholm, SWE) ,  HENRIKSSON Gunnar (KTH, Stockholm, SWE) ,  LI Jiebing (KTH, Stockholm, SWE) ,  LI Jiebing (Res. Inst. of Sweden, Stockholm, SWE)
資料名： ACS Applied Materials & Interfaces  (ACS Applied Materials & Interfaces)
巻： 9  号： 15  ページ： 13508-13519  発行年： 2017年04月19日 
JST資料番号： W2329A  ISSN： 1944-8244  CODEN： AAMICK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は,種々のセルロース源(軟材(オウシュウトウヒ),広葉樹(ユーカリプタス・グランディス×E.urophylla)及びホヤ(カタユウレイボヤ)を含む異なるセルロースを出発材料として調製したセルロースナノ繊維(CNF)の構造変化を種々の調製法で調べ,CNFで調製した膜の生成と性能の相関を調べた。セルロース懸濁液を酵素加水分解,TEMPO(2,2,6,6-テトラメチルピペリジニル-1-オキシル)媒介酸化で処理し,均一化処理した。CNF懸濁液をペトリ皿に直接流し込み,乾燥してCNF膜とした。CNF膜の化学構造,結晶構造及び形態学的構造を調べた。それらの中で,ホヤCNFはより純粋なセルロースから成り,木材CNFよりも高い重合度を示した。TEMPO媒介酸化による表面電荷の導入は調製した膜の構造,形態,光学的,機械的及び熱的性質,疎水性に大きく影響した。膜密度は使用したCNFの電荷密度と密接に関連し,膜の引張応力はCNFの結晶化度と相関を示した。

シソーラス用語： *セルロース繊維 ,  *ナノファイバ ,  針葉樹材 ,  広葉樹材 ,  ホヤ類 ,  調製 ,  変化 ,  *相関 ,  分子構造 ,  結晶構造 ,  *形態 ,  *酸化 ,  ニトロキシド ,  均質化 ,  *表面電荷 ,  *引張応力
準シソーラス用語： TEMPO酸化 ,  セルロースナノ繊維 ,  化学構造 ,  均一化 ,  *構造物性相関 ,  構造変化 ,  材料調製

分類 (2件)： 再生繊維  (YM03020Z) ,  繊維物性一般  (YM02010H)

タイトルに関連する用語 (4件)： ホヤ ,  セルロースナノ繊維 ,  調製 ,  相関