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J-GLOBAL ID：201702261818404138   整理番号：17A0591918

ゾル-ゲル法によるCo²⁺およびDy³⁺をドープしたγ-Fe₂O₃の形成

Preparation of γ-Fe₂O₃ Doped with Co²⁺ and Dy³⁺ by Sol-Gel Method

著者 (7件)： ZHU Lizhong (Shanghai Inst. Technol., Shanghai, CHN) ,  SHI Haowei (East China Univ. Sci. and Technol., Shanghai, CHN) ,  YANG Huan (East China Univ. Sci. and Technol., Shanghai, CHN) ,  YANG Yuxiang (East China Univ. Sci. and Technol., Shanghai, CHN) ,  YUAN Hongming (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  XIE Xiaocui (East China Univ. Sci. and Technol., Shanghai, CHN) ,  LIU Xiangnong (Yangzhou Univ., Yangzhou, CHN)
資料名： Journal of Nanoscience and Nanotechnology  (Journal of Nanoscience and Nanotechnology)
巻： 17  号： 6  ページ： 4372-4383  発行年： 2017年06月 
JST資料番号： W1351A  ISSN： 1533-4880  CODEN： JNNOAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本稿では,ゾル-ゲル法によりγ-Fe₂O₃の構造中にCo²⁺およびDy³⁺をドープし,形態,構造特性,および磁気特性に及ぼすドーピング量の影響について報告した。X線回折により,結晶構造を調べ,透過型電子顕微鏡により,試料の形態およびサイズを観察した。また,振動試料磁力計により,磁気特性を評価した。ドープしたCo²⁺およびDy³⁺の量は,約2.30%の値に達し,Co²⁺ドープγ-Fe₂O₃およびDy³⁺ドープγ-Fe₂O₃の飽和磁化は,40.73emu/g および28.63emu/g であった。ドープしたCo²⁺およびDy³⁺の量が2.30%を超えて増加し続けた場合,ドープγ-Fe₂O₃中の形成されたドーパント-空孔固溶体に由来するドープ結晶核の磁化方向の変化のために,ドープγ-Fe₂O₃の飽和磁化は,減少した。ジスプロシウムドーピングレベル8.55%は,斜方晶系対称性を有する新しい軟磁性および常磁性DyFe_4.5O₆オルトフェライト相の形成をもたらした。

シソーラス用語： *ゾル-ゲル法 ,  *コバルト ,  *ジスプロシウム ,  *ドーピング ,  *酸化鉄 ,  形態 ,  構造特性 ,  *磁気的性質 ,  X線回折 ,  結晶構造 ,  透過型電子顕微鏡 ,  磁力計 ,  飽和磁化 ,  固溶体 ,  空格子点 ,  斜方晶系 ,  磁性 ,  常磁性 ,  オルソフェライト
準シソーラス用語： Co ,  Dy ,  *磁気特性 ,  振動試料磁力計 ,  空孔【点欠陥】 ,  軟磁性

分類 (3件)： 酸化物薄膜  (BK14050P) ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  (BK07020Y) ,  酸化物結晶の磁性  (BM06050E)

タイトルに関連する用語 (3件)： ゾル-ゲル法 ,  ドープ ,  Fe2O3