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J-GLOBAL ID:201702261833619913   整理番号:17A1006701

ホスホン酸化ピラー[5]アレーンバルブ付きメソ多孔質シリカ薬物送達システム

Phosphonated Pillar[5]arene-Valved Mesoporous Silica Drug Delivery Systems
著者 (5件):
資料名:
巻:号: 23  ページ: 19638-19645  発行年: 2017年06月14日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ピラーアレーンをもとにした分子機械の多様性と用途を探るために,ホスホン酸化ピラー[5]アレーン(PPA[5])で構築された超分子ナノバルブを有するメソ多孔質シリカナノ粒子(MSN)を作製した。MSNはコリンまたはピリジニウム部位で官能化されており,PPA[5]がこの第4級アンモニウム部位を取り囲んで超分子ナノバルブを作り上げている。ホスホン酸部位と第4級アンモニウム部位との間の特異的イオン対が初めて形成されており,このイオン対のホスト-ゲスト相互作用によって,PPA[5]は第4級アンモニウム部位に高い結合親和性を示している。PPA[5]によって,MSN細孔内に封入した薬物の早すぎる放出が最小限に抑えられ,カルボキシル化ピラー[5]アレーンを用いた場合よりも放出効率が低下していた。低pH,Zn2+による配位および競合剤存在下では,ホスト-ゲスト相互作用が弱まり,薬物徐放が誘発される。またMSNの代わりに金ナノロッドを埋め込んだMSNを用いた場合,近赤外光照射下において,ホスト-ゲスト相互作用が弱まり,放出効率および抗腫瘍有効性が向上した。したがってPPA[5]バルブ付きMSN薬物送達システムは,腫瘍の光熱化学療法に活用できる可能性がある。
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