文献

J-GLOBAL ID：201702261883932230   整理番号：17A0947715

多段圧縮機中の失速とサージの実験調査

Experimental Investigation of Stall and Surge in a Multistage Compressor

著者 (5件)： MUNARI Enrico (Universita degli Studi di Ferrara, Ferrara, ITA) ,  MORINI Mirko (Universita degli Studi di Ferrara, Ferrara, ITA) ,  PINELLI Michele (Universita degli Studi di Ferrara, Ferrara, ITA) ,  SPINA Pier Ruggero (Universita degli Studi di Ferrara, Ferrara, ITA) ,  SUMAN Alessio (Universita degli Studi di Ferrara, Ferrara, ITA)
資料名： Journal of Engineering for Gas Turbines and Power  (Journal of Engineering for Gas Turbines and Power)
巻： 139  号： 2  ページ： 022605.1-022605.10  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： E0270B  ISSN： 0742-4795  CODEN： JETPEZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 流れ不安定条件は,特にサージと失速現象の間に,ターボ圧縮機の運転信頼性に,強く影響する。この主題は,それが遠心および軸流圧縮機の運転範囲,性能,および効率に大きく関係することから,最も調査されている。多くの研究者たちは,この重要な問題に,数値モデルを用いて取り組み,他者は,特別な実験研究に取り組んでいる。本研究では,適切に設計された新試験装置上の,空力ターボシャフトガスタービンの,軸流-遠心圧縮機の,安定および不安定運転条件が,実験的に分析された。実験は,オリフィスを設置した,内径0.104mの管を介して吸入され,圧縮機(Allison社製ターボシャフトエンジン250-C18用部品)から吐出される空気を,プレナム室タンクに送り,制御弁を介して,外部に放出される。圧縮機は正規運転条件で,回転数51600rpm,質量流量1.36kg/s,圧力比6.2で,圧縮機は,歯車列を介して,電動モータで駆動され,回転速度25000rpmまでの,性能マップと,サージ間の圧縮機過渡挙動が得られた。2種類の異なる試験装置レイアウトを用いて,圧縮流中で発生する,特性曲線のピークを超えた,不安定の特定が調査された。質量流量と回転速度に関する,圧縮機の求める運転条件と,パラメータの過渡が,専用制御系によって制御された。結果は,ロータ速度の13%で回転する失速セルは,軸流圧縮機の不安定化によって存在し,この失速セルはサージ点近くで出現し,サージの間に振幅が減少することを示した。

シソーラス用語： *サージング【流力】 ,  *圧縮 ,  *失速 ,  質量流量 ,  回転数 ,  圧縮機 ,  ターボシャフト ,  軸流圧縮機 ,  歯車装置
準シソーラス用語： 歯車列 ,  多段圧縮

分類 (1件)： 送風機,圧縮機,風車  (QD03000U)

タイトルに関連する用語 (3件)： 失速 ,  実験 ,  調査