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J-GLOBAL ID:201702261958057295   整理番号:17A0526897

各種ハロゲン化物(F,Cl,Br,およびI)を用いた原子移動ラジカル重合:フッ素化開始剤の存在下のプロセスは“リビング”か?

Atom Transfer Radical Polymerization with Different Halides (F, Cl, Br, and I): Is the Process “Living” in the Presence of Fluorinated Initiators?
著者 (8件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 192-202  発行年: 2017年01月10日 
JST資料番号: B0952A  ISSN: 0024-9297  CODEN: MAMOBX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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フッ素化重合体からのグラフト共重合には,原子移動ラジカル重合(ATRP)が用いられるが,C-F官能基からのATRPおよびフッ化物アニオンの存在下での銅触媒による連鎖開始反応の触媒活性は,不明な点が多い。そこで,著者らは,ATRP触媒によるC-F結合活性化の熱力学および反応速度論を検討し,それを他のハロゲン化物系と比較した。[Cu(I)TPMA]+とベンジルフルオリド(TPMA=トリス(2-ピリジルメチル)アミン)との反応では,ATRP平衡定数は小さいと推定されたが,[Cu(I)TPMA]+は,比較的活性な,重合開始剤フルオロマロン酸ジエチル(DEFM)と反応可能であった。開始剤としてDEFMおよび重合触媒としてCu(I)Br/TPMAを用いて,アクリル酸メチルおよびスチレンのATRPはそれぞれ73%および95%の開始効率を示した。[F-Cu(II)TPMA]+によるATRP不活性化は遅く,新しく形成されたC-F結合のさらに遅い活性化により,変換が制限された。他のハロゲン化物との比較は,BrおよびCl系ATRPシステムは,IおよびF系システムよりも効率的であることを示した。
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分類 (3件):
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重合反応一般  ,  重合触媒,重合開始剤  ,  触媒反応一般 
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