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J-GLOBAL ID:201702261972927621   整理番号:17A1706399

Lymantria disparに対するChelidonium majusの殺幼虫活性と殺虫機構【Powered by NICT】

Larvicidal activity and insecticidal mechanism of Chelidonium majus on Lymantria dispar
著者 (5件):
資料名:
巻: 142  ページ: 123-132  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0793A  ISSN: 0048-3575  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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その生物学的活性の広域スペクトルに基づいて,Chelidonium majusは医療分野で広く研究されている。しかし,C.majusの殺虫活性とその殺虫活性の正確な機構に焦点を当てた研究はほとんどない。本研究では,マイマイガ(Lymantria dispar)のC.majusの殺幼虫活性と殺虫機構はバイオアッセイ,in vitroおよびin vivo酵素活性分析,栄養指標の決定,遺伝子転写分析を用いて調べた。結果は,アルカロイドはC.majusの主な殺虫成分であることを示した。五種のイソキノリンアルカロイド類のうち,コプチシンは最高濃度(1624.23mg/L)で存在し,一方,tetrahydrocoptisineは最低濃度(0.47mg/L)を示した。C.majus(CECm)の粗抽出物およびC.majus(TACm)の全アルカロイドの両方は,L.dispar幼虫に対して強力な殺虫活性を有していた。TACmは相対消費率,消化食物転換成長への効率,近似消化率,およびL.dispar幼虫の近似消化率に及ぼす有意な影響を有していた。酵素活性アッセイは,CECmとTACmの両方がin vitroでのグルタチオンS-トランスフェラーゼ(GST)とアセチルコリンエステラーゼ(AChE)へのそれらの最も強い阻害活性を示し,in vitroでのカルボキシルエステラーゼ(CarE)の最も弱い阻害を示したことを示唆した。CECmとTACmは五種類の酵素のin vivo活性に影響した。L.dispar幼虫のAChE,CarEのin vivo活性はCECmとTACmにより有意に阻害された。さらに,qRT PCR分析は,五種類の酵素の転写もTACmにより影響されることを明らかにした。結論として,C.majusのアルカロイドは食物摂取を減少させ,栄養指数に影響し,解毒および防御酵素の活性とm RNA転写に影響することによりL.disparに顕著な毒性を示した。本研究では,C.majusの殺虫機構への新規洞察を提供した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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害虫に対する農薬  ,  昆虫・ダニによる植物被害 
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