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J-GLOBAL ID：201702262021791852   整理番号：17A1158936

アームチェア型MoS₂ナノリボンの電子物性/磁性遷移を誘起する遷移金属ドーピング【Powered by NICT】

Transition-metal doping induces the transition of electronic and magnetic properties in armchair MoS₂ nanoribbons

著者 (6件)： Pan Jing (College of Physics Science and Technology, Yangzhou University, Yangzhou, 225002, China. [e-mail] [e-mail]) ,  Wang Rui ,  Zhou Xiaoyu ,  Zhong Jiansheng ,  Xu Xiaoyong ,  Hu Jingguo
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 36  ページ： 24594-24604  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 密度汎関数理論を用い,完全水素不動態化による遷移金属(TM)ドーピングアームチェア型MoS₂ナノリボン(AMoS₂NR)の電子構造,磁性,安定性を研究した。水素不動態化AMoS₂NRは非磁性半導体だが,TMドーピングはAMoS₂NRが多様な特性(非磁性金属,磁性半導体,非磁性半導体,半金属性など)示すようにするが,電子物性/磁性遷移が認められる。電子構造解析では,TMドーピングAMoS₂NR磁性がTMドーパントと末端Mo原子に集中するが,主に交換分裂と結晶場分裂の競合から主に生じることを示した。より重要だが,MnドーピングAMoS₂NRは,長距離FM磁気結合,信頼できるCurie温度,高い安定性を有する良好な強磁性に起因しスピントロニクス素子の良好な候補である。AMoS₂NRに関するこれらの興味深い調査結果は,低次元ナノ構造に基づくナノ素子やスピントロニクス素子への応用可能性を導くだろう。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *硫化モリブデン ,  物理的性質 ,  *磁性 ,  *ドーピング ,  *遷移金属 ,  不動態化 ,  水素 ,  安定性 ,  半導体 ,  状態 ,  電子構造 ,  構造解析 ,  スペクトル線分裂 ,  Curie温度 ,  強磁性体
準シソーラス用語： *アームチェア構造 ,  スピントロニクス素子 ,  *ナノリボン ,  結晶場分裂 ,  磁気結合 ,  *遷移 ,  長距離相互作用 ,  *電子物性 ,  半金属性 ,  非磁性体 ,  密度汎関数理論

分類 (4件)： 金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  (BK07020Y) ,  分子の電子構造  (BH05010Q) ,  その他の無機化合物の磁性  (BM06060P) ,  塩  (CD01050V)

タイトルに関連する用語 (7件)： MoS2 ,  ナノリボン ,  電子物性 ,  磁性 ,  遷移 ,  誘起 ,  遷移金属ドーピング