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J-GLOBAL ID：201702262050217025   整理番号：17A1452947

地震時体積歪に及ぼす間隙圧変化の影響【Powered by NICT】

Influence of pore pressure change on coseismic volumetric strain

著者 (2件)： Wang Chi-Yuen (Dept. Earth and Planetary Science, University of California, Berkeley, CA 94720, United States) ,  Barbour Andrew J. (Earthquake Science Center, U.S. Geological Survey, Menlo Park, CA 94025, United States)
資料名： Earth and Planetary Science Letters  (Earth and Planetary Science Letters)
巻： 475  ページ： 152-159  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0688A  ISSN： 0012-821X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 地震時歪は地震後の応力の変化に応答した地殻を理解するために基本的に重要である。弾性転位モデルは,地震に起因する観察されたせん断変形を解釈するための広く適用されている。が,体積歪を解釈するための同じ理論の適用は困難であった,特に地震の遠方場である。転位モデルと予測された体積歪は,しばしば観測されたコサイスミック体積歪から,時には反対符号の,実質的に異なっていた。不一致は,転位モデルによって説明できないいくつかのプロセスは,地震時に発生する可能性があることを示唆した。いくつかの仮説が提案されているが,いずれも定量的に試験されていない。本論文では,測定した変位場と計算した静的地震時の体積歪の間の差を強調するために公表されたデータを調べる,これらのデータを用いて不一致は浅部地殻中の間隙水圧の変化によって説明されるかもしれないことをモデルの定量的試験を提供した。試験は,間隙水圧の地震時変化は地震時地殻歪のための重要な機構である可能性があると結論することを可能にし,遠方場における,支配的な機構である可能性がある。観測されたコサイスミック地殻歪の解釈には,断層破壊による弾性歪だけでなく,間隙水圧の地震時変化に起因する歪を考慮する必要がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 間隙圧 ,  遠方場 ,  地殻歪 ,  地殻 ,  *地震 ,  弾性 ,  浅部 ,  *体積歪 ,  剪断変形 ,  間隙水圧
準シソーラス用語： 弾性歪 ,  断層破壊 ,  変位場 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 地震時ひずみ ,  転位モデル ,  間隙水圧

分類 (2件)： 地震活動  (DC03030L) ,  地質構造・テクトニクス  (DE04030Y)

タイトルに関連する用語 (3件)： 地震 ,  体積歪 ,  間隙圧