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J-GLOBAL ID:201702262055012380   整理番号:17A1447412

ループス患者におけるT細胞の不均一性に基づく末梢免疫表現型検査は3サブグループを識別する【Powered by NICT】

Peripheral Immunophenotyping Identifies Three Subgroups Based on T Cell Heterogeneity in Lupus Patients
著者 (11件):
資料名:
巻: 69  号: 10  ページ: 2029-2037  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0784B  ISSN: 2326-5191  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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【目的】は免疫表現型検査に基づく全身性エリテマトーデス(SLE)の多様性を明らかにする。【方法】末梢血単核細胞を143人のSLE患者と49名の健常人から得た。循環B,Tおよび樹状細胞はヒト免疫学プロジェクトコンソーシアムによって推奨されているフローサイトメトリー分析を用いて定義した。これらの結果に基づいて,免疫表現型は主成分分析(PCA)によって区別し,クラスタ分析を用いて,SLE患者を分類サブグループにすることであった。【結果】T_regと濾胞ヘルパーT(Tfh)細胞の比率は健常対照よりもSLE患者で高かったが,Th1とTh17細胞割合に差はなかった。クラススイッチメモリーB細胞とIgD CD27B細胞の割合はSLE患者でも増加した。対照群に比較して最大の差は形質芽球の割合,SLE患者における高いで観察され,British Isles Lupus Assessment Group指数を用いて評価した疾患活動性と相関していた。PCAはSLE患者の免疫表現型はTおよびB細胞軸の異常から成ることを示した。クラスタ分析は,SLE患者を3亜群(全ての群における形質芽球の高比率)に分類できることを示した:特徴(T細胞非依存性群)を示さなかった患者,Tfh細胞(Tfh支配的な群)の高い割合を有する患者,及び記憶T_reg細胞(T_reg支配的な群)の割合が高い患者。SLEは治療に抵抗性であった患者の割合はTfh優勢な群が最高であった。【結論】著者らの研究は,能動的SLE患者T細胞の不均一性に基づいて3群に分けることができることを示した。さらに免疫表現型研究は,SLEの病因を解明し,新しい治療法の開発に重要な情報を提供する助けとなるはずである。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  免疫反応一般 

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