文献

J-GLOBAL ID：201702262094733519   整理番号：17A1092286

浮力気泡の上昇に及ぼす速度ゆらぎの効果【Powered by NICT】

Effect of velocity fluctuations on the rise of buoyant bubbles

著者 (3件)： Reichardt Thomas (Mechanical Process Engineering, Center of Engineering Sciences, Martin-Luther-University Halle-Wittenberg, Halle (Saale) D-06099, Germany) ,  Tryggvason Gretar (Department of Aerospace and Mechanical Engineering, University of Notre Dame, Notre Dame, USA) ,  Sommerfeld Martin (Mechanical Process Engineering, Center of Engineering Sciences, Martin-Luther-University Halle-Wittenberg, Halle (Saale) D-06099, Germany)
資料名： Computers & Fluids  (Computers & Fluids)
巻： 150  ページ： 8-30  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0859A  ISSN： 0045-7930  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 均一,等方性乱流中の気泡の形状振動を数値的に研究し,静止液体内を上昇する気泡と比較した。体積力を無作為に小さな波数におけるFourier空間に分布しているが擾乱は完全周期的領域上の擬スペクトル強制法を適用することにより生成した。最小長さスケールをNavier-Stokes方程式の解としての自然進化これは大きな長さスケールでの速度変動を生成した。変形可能気泡(E o=1)かつ変形しやすい気泡(E o=4)を考慮した種々の事例のシミュレーションを行った。シミュレーションは表面張力勾配の無いきれいな気泡について実施した。強制パラメータは,気泡サイズが等しく,約半分積分長さスケールように選択した。平均上昇Reynolds数は58~94の範囲で,気泡上昇速度への等方性液体速度変動の比は0.01から0.12に変化し,液体流の特徴的な時間スケールに依存して,0.3から13.2までの範囲のStokes数を計算した。速度変動を用いた液体中を上昇する気泡の結果は38%までの気泡上昇速度と気泡速度変動の増加の低減,主に横方向気泡運動の増加を明らかにした。変形可能な気泡の平均変形の小さな変化が見られたが,変形性気泡の楕円率が9.8%まで増加した。配向角の変動,運動の角度はまた増加した。経路振動の特性周波数と形状と方位角の頻度を決定した。卓越周波数の増幅に加えて,周波数範囲は強制速度変動を用いたシミュレーションのためのより低いおよびより高い周波数に拡大したことが分かった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 乱流 ,  方位角 ,  *浮力 ,  界面張力 ,  等方性 ,  *気泡 ,  積分 ,  波数 ,  周波数 ,  Navier-Stokes方程式 ,  *ゆらぎ ,  固有振動数 ,  Reynolds数 ,  スペクトル
準シソーラス用語： 速度変化 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 気泡 ,  フロント追跡 ,  乱流の合成強制 ,  経路振動 ,  形状変形 ,  形状振動

分類 (3件)： 層流,乱流,境界層  (BC02030C) ,  膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U) ,  流体動力学一般  (BC02010G)

タイトルに関連する用語 (3件)： 浮力 ,  気泡 ,  ゆらぎ