文献
J-GLOBAL ID:201702262095239945   整理番号:17A0130960

PARCEL法を用いた光分解性ナノ粒子からのカスパーゼの制御細胞内放出

Controlled in-cell release of caspase from photodegradable nanoparticles using the PARCEL method
著者 (5件):
資料名:
巻: 51  号: 6-10  ページ: 669-677  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: B0804A  ISSN: 0570-4928  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
カスパーゼを封入した光分解性ナノ粒子を構築し,封入したカスパーゼの細胞内放出を制御できるか否かを評価した。カスパーゼを封入した光分解性ナノ粒子は,以前に開発したPARCEL法(MurayamaとKato,2010)により,ポリエチレングリコールを主成分とするゲルから構築した。合成したナノ粒子は20nmサイズの球状構造体であり,UVを照射することにより分解することが透過型電子顕微鏡,原子間力顕微鏡および動的光散乱による解析から分かった。また,これらナノ粒子は長期保存に対しても安定であった。カスパーゼの蛍光基質を用いた解析から,UV照射により封入カスパーゼが放出されることを確認した。HeLa細胞にカスパーゼ封入光分解性ナノ粒子を投与すると,それらは細胞内に取り込まれ,UV照射によりカスパーゼを細胞内で放出した。放出されるカスパーゼ量は封入したカスパーゼの濃度に依存した。本研究で合成した光分解性ナノ粒子は,カスパーゼを含む様々な蛋白質の細胞内放出に利用できる。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ポリエーテル  ,  医用素材  ,  酵素の応用関連  ,  生物薬剤学(臨床) 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る