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J-GLOBAL ID：201702262161019959   整理番号：17A0221658

ダイヤモンドにおけるコヒーレント色中心のレーザー書き込み

Laser writing of coherent colour centres in diamond

著者 (15件)： CHEN Yu-Chen (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  WENG Laiyi (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  DOLAN Philip R. (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  JOHNSON Sam (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  SMITH Jason M. (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  SALTER Patrick S. (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  BOOTH Martin J. (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  KNAUER Sebastian (Univ. Bristol, Bristol, GBR) ,  RARITY John G. (Univ. Bristol, Bristol, GBR) ,  FRANGESKOU Angelo C. (Univ. Warwick, Coventry, GBR) ,  STEPHEN Colin J. (Univ. Warwick, Coventry, GBR) ,  ISHMAEL Shazeaa N. (Univ. Warwick, Coventry, GBR) ,  GREEN Ben L. (Univ. Warwick, Coventry, GBR) ,  MORLEY Gavin W. (Univ. Warwick, Coventry, GBR) ,  NEWTON Mark E. (Univ. Warwick, Coventry, GBR)
資料名： Nature Photonics  (Nature Photonics)
巻： 11  号： 2  ページ： 77-80  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： W2212A  ISSN： 1749-4885  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 結晶内に存在する光学的に活性な点欠陥は,量子情報技術への応用が見込まれるフォトニック系として広く注目を集めている。しかし,個々の欠陥を所望の位置に配置するというデバイス作製の必須要素に課題が残っている。今回我々は,レーザー書き込みを利用して,負電荷を持つ単一窒素空孔(NV^-)中心をダイヤモンド内に制御して形成したことを報告する。書き込み光学素子の収差補正によってダイヤモンド結晶内での空孔の精密配置が可能になり,続いてアニール処理を行うことによって,単一NV^-中心が最高で45±15%の成功確率で横断面内の目標位置から約200nmの範囲内に生成される。選択したNV^-中心は,固体量子ビットの分散量子ネットワーク構築の前提条件である安定かつコヒーレントな光学遷移を極低温で示した。今回の結果は,量子技術における新しい欠陥形成方法としてのレーザー書き込みの可能性を示すとともに,レーザー加工技術を単一欠陥領域に拡張するものである。Copyright Nature Japan KK 2017

シソーラス用語： コヒーレンス ,  *ダイヤモンド ,  *色中心 ,  *レーザ照射 ,  データ書込 ,  *レーザ加工 ,  量子情報 ,  焼なまし ,  光学素子 ,  収差補正 ,  情報技術 ,  点欠陥 ,  負電荷 ,  極低温 ,  窒素

分類 (2件)： レーザの応用  (BD04100V) ,  その他の無機化合物のEPR  (BM07023D)

タイトルに関連する用語 (4件)： ダイヤモンド ,  コヒーレント ,  レーザー ,  書き込み