文献
J-GLOBAL ID:201702262162208770   整理番号:17A1710107

舌骨上筋の皮質のシータバースト刺激を用いた健常被験者における低周波変動の振幅の変化【Powered by NICT】

Alterations of the amplitude of low-frequency fluctuation in healthy subjects with theta-burst stimulation of the cortex of the suprahyoid muscles
著者 (13件):
資料名:
巻: 365  ページ: 48-56  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0919A  ISSN: 0306-4522  CODEN: NRSCDN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
シータバースト刺激(TBS)は,嚥下障害の治療のための有望なツールとして出現してきた;が,TBSにより誘導された脳活性化の短期余効は不明のままである。ここでは,種々のTBSプロトコルを受けた被験者における低周波変動(ALFF)法の振幅を用いた自発的脳活性化の変化を測定した。六十人の右利きの健康な参加者(男性30人;女性30人;平均年齢=23.5歳)が本研究に募集され,無作為に三種類のTBSプロトコルを受けた三群に分けた。1群では,連続TBS(cTBS)は舌骨上筋皮質の左半球に位置した。2群に関しては,断続的なTBS(iTBS)は舌骨上筋皮質の左半球に置いた。3群は右半球にiTBSは左舌骨上筋皮質のcTBSを完了直後に行ったcTBS/iTBSプロトコルの併用を実施した。前TBSと比較して,ポストcTBSは前帯状回(BA 32)におけるALFF減少を示した。ポストiTBSは左右前楔小葉におけるALFFの増加を誘導した(BA 7)後cTBS/iTBSは脳幹でのALFFの減少を誘導し,中帯状回(BA 24)と同様に左中心前回(BA 6)におけるALFF増加をもたらした。ポストTBSプロトコルの効果と比較して,ALFF増加は後部小脳葉を残し,左下頭頂小葉(BA 40)で見いだされた(ポストcTBS対後iTBS),ALFF減少が傍中心小葉(BA 4)を示し(ポストiTBS対後cTBS/iTBS)。これらの知見は,舌骨上筋上のTBSの刺激後の嚥下調節に関与する複数の脳領域のcTBS余効減少を誘導するiTBSは自発的脳活性化に及ぼす余効の増加をもたらすことを示した。iTBSは対側嚥下皮質に適用したcTBSの余効を除去し,対側運動皮質と脳幹の活性を変えることができる。著者らの知見は,自発的脳活性化に及ぼすTBSの短期効果の新しい証拠を提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
リハビリテーション 

前のページに戻る