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J-GLOBAL ID：201702262212029645   整理番号：17A1962872

インフルエンザAウイルス感染に対する抗ウイルス応答の調節におけるNLRP3インフラマソームの役割【Powered by NICT】

The role of the NLRP3 inflammasome in regulation of antiviral responses to influenza A virus infection

著者 (2件)： Sarvestani Soroush T. (Department of Microbiology and Immunology, University of Melbourne at the Peter Doherty Institute for Infection and Immunity, Melbourne, Victoria, 3000, Australia) ,  McAuley Julie L. (Department of Microbiology and Immunology, University of Melbourne at the Peter Doherty Institute for Infection and Immunity, Melbourne, Victoria, 3000, Australia)
資料名： Antiviral Research  (Antiviral Research)
巻： 148  ページ： 32-42  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0654B  ISSN： 0166-3542  CODEN： ARSRDR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自然免疫系は感染を防ぐための動的障壁と迅速な抗微生物応答を搭載する方法の両方で宿主を提供した。インフラマソーム経路は病原体の検出を可能にし,炎症性サイトカインの産生を開始し,感染部位へのエフェクター細胞の動員を誘導することを重要な宿主早期応答機構である。インフラマソーム活性化の完全な機構は二つの信号:病原体の検出に及ぼす初期プライミング段階,続いてインフラマソーム複合体の形成に重要な細胞内パターン認識受容体の活性化を必要とする。インフラマソーム複合体は,受容体蛋白質(NLRP)のようなヌクレオチド結合オリゴマ化ドメイン(NOD)のようなセンサ蛋白質を含む細胞内蛋白質オリゴマ,アダプター蛋白質,ASC,プロカスパーゼ1を活性化する批判的に,で構成されている。成熟カスパーゼ-1はサイトゾルプロ-IL-1βとプロIL18,感染に対する免疫応答の炎症性アームを活性化する炎症性サイトカインとして分泌されるを分解する。活性カスパーゼ-1もピロトーシス,炎症により誘導される細胞死の一形態であるが得られた。IL-1βとIL-18の誘導と活性化はインフラマソーム活性化に重要な特徴と考えられている。インフルエンザAウイルス感染に焦点を当てて,本レビューは,インフラマソーム複合体活性化の機構に関する現在の知見を述べる,特にウイルス成分はサイトゾルNOD様受容体蛋白質-3(NLRP3)依存性インフラマソーム複合体の活性化を調節する。も疾患を改善するインフラマソームを標的とする潜在的治療戦略だけでなく,有効性を向上させる目的で,インフラマソーム刺激を標的とするワクチン接種の新規方法を検討した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： アダプタータンパク質 ,  抗微生物作用 ,  *ウイルス ,  *感染 ,  受容体 ,  サイトゾル ,  炎症性サイトカイン ,  自然免疫 ,  細胞死 ,  病原体 ,  インターロイキン1 ,  複合体 ,  炎症
準シソーラス用語： カスパーゼ1 ,  *インフラマソーム , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： NLRP3インフラマソーム ,  インフルエンザAウイルス ,  先天性免疫 ,  炎症

分類 (1件)： 抗ウイルス薬の基礎研究  (GW17040O)

タイトルに関連する用語 (6件)： インフルエンザAウイルス ,  感染 ,  抗ウイルス応答 ,  調節 ,  NLRP3インフラマソーム ,  役割