文献

J-GLOBAL ID：201702262264398864   整理番号：17A1537678

統合構造モデル化のためのスピン標識:短いRNAとの複合体におけるポリピリミジン領域結合蛋白質1ドメインの事例研究【Powered by NICT】

Spin labelling for integrative structure modelling: a case study of the polypyrimidine-tract binding protein 1 domains in complexes with short RNAs

著者 (5件)： Gmeiner Christoph (Laboratory of Physical Chemistry, ETH Zurich, Zurich, 8093, Switzerland. [e-mail]) ,  Dorn Georg ,  Allain Frederic H. T. ,  Jeschke Gunnar ,  Yulikov Maxim
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 41  ページ： 28360-28380  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ,NMR及びEPR分光法を用いて,この組み合わせ法は蛋白質/RNAの構造と他のタイプの生体分子複合体を解くことにおけるその強度を実証した。大生体分子複合体は,限られた数の剛体ビルディングブロックの,RNA結合蛋白質ドメイン(RBD)などから構成されている時,この方法は特に良好に作動した。各種スピンラベルのこのような研究に利用可能である,EPRにおける従来型に加えて,分光学的に直交二重電子-電子共鳴(DEER)測定を可能にした。本研究では,あるポリピリミジントラクト結合蛋白質1(PTBP1)の分離したRBDと短いRNA断片に結合したニトロキシド由来とGd(III)に基づくスピン標識の異なるタイプを比較した。特に,分光学的直交標識RBD/RNA複合体に関する実験を実証した。全ての実験に対して,スピン標識,DEER方法の性能,得られた距離分布,及びスピンラベル回転異性体解析からの予測とそれらの一貫性を解析した。ドメイン内キャリブレーションDEERデータ,encephalomycarditisウイルス(EMCV)内部リボソーム侵入部位(IRES)由来のRNAを有する完全長PTBP1複合体の構造決定を開始する基礎として役立つのセットを提供する。一連試験標識部位のために,このような構造決定アプローチでのそれらの特定の長所と欠点を議論した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *スピン標識 ,  RNA【核酸】 ,  *RNA結合タンパク質 ,  *NMR【磁気共鳴】 ,  ESR【磁気共鳴】 ,  共鳴 ,  ガドリニウム ,  分布 ,  距離 ,  立体異性体 ,  回転異性 ,  リボソーム ,  ニトロキシド
準シソーラス用語： DEER ,  EPR【磁気共鳴】 ,  ポリピリミジントラクト結合蛋白質 ,  回転異性体 ,  距離分布

分類 (1件)： 標識化合物  (CB10050N)

タイトルに関連する用語 (8件)： 統合 ,  モデル化 ,  スピン標識 ,  RNA ,  複合体 ,  ポリピリミジン領域結合蛋白質 ,  ドメイン ,  研究