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J-GLOBAL ID：201702262447438358   整理番号：17A1689135

短鎖干渉RNAの治療可能性

Therapeutic potentials of short interfering RNAs

著者 (5件)： TAM Chit (Chinese Univ. Hong Kong, Hong Kong, CHN) ,  WONG Jack Ho (Chinese Univ. Hong Kong, Hong Kong, CHN) ,  CHEUNG Randy Chi Fai (Chinese Univ. Hong Kong, Hong Kong, CHN) ,  ZUO Tao (Chinese Univ. Hong Kong, Hong Kong, CHN) ,  NG Tzi Bun (Chinese Univ. Hong Kong, Hong Kong, CHN)
資料名： Applied Microbiology and Biotechnology  (Applied Microbiology and Biotechnology)
巻： 101  号： 19  ページ： 7091-7111  発行年： 2017年10月 
JST資料番号： H0764A  ISSN： 0175-7598  CODEN： EJABDD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本レビューでは,RNA干渉ファミリーの1つである短鎖干渉RNA(siRNA)に基づいた治療が,様々な炎症性疾患,癌及び遺伝子調節異常による様々な疾患の治療に適用可能なことを述べた。siRNAは,ウイルス感染と複製を阻害し,ウイルス遺伝子の不活性化及び癌遺伝子の発現をダウンレギュレートした。siRNAによる臨床試験のほとんどは初期段階であるが,全臨床試験は標的治療におけるsiRNAの効果が明らかにした。さらに,精子形成と卵子形成を調節する内因性siRNAの発見は,別の価値ある研究をもたらした。ヒトの治療用薬剤へのsiRNAの開発には長い道のりがあるが,無限の潜在力がさらなる洞察を可能にし,ヒトの標的治療のための新規経路を明らかにすると思われた。

シソーラス用語： RNA干渉 ,  *siRNA ,  分子標的療法 ,  ヒト ,  遺伝的調節 ,  炎症 ,  遺伝子療法 ,  癌遺伝子 ,  *分子標的治療薬 ,  抗ウイルス薬
準シソーラス用語： 炎症性疾患 ,  癌遺伝子治療 ,  遺伝子発現抑制

分類 (3件)： 生物学的機能  (EB04020F) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A) ,  抗ウイルス薬の基礎研究  (GW17040O)

タイトルに関連する用語 (3件)： 干渉RNA ,  治療 ,  可能性