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J-GLOBAL ID：201702262451772318   整理番号：17A0938290

アデニン-チミン塩基対の励起状態特性に及ぼす溶媒効果【Powered by NICT】

Solvent effects on the excited state characteristics of adenine-thymine base pairs

著者 (2件)： Saha S. (ARC Centre of Excellence for Advanced Molecular Imaging, Theoretical Condensed Matter Physics Group, School of Physics, The University of Melbourne, Parkville, VIC 3010, Australia. [e-mail]) ,  Quiney H. M.
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 53  ページ： 33426-33440  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電子励起を散逸,従って光誘起損傷を防止し,自然保護および光安定性を提供する能力は,多分,は地球上の生命のビルディングブロックとしてのDNA塩基の最も重要な特性。,DNA塩基の励起状態の研究は顕著な研究の関心を集めていることを理解できる。DNA光物理の実験的研究の課題は,励起状態の動的挙動の固有の複雑性に起因している。これに関連して,励起電子状態を研究するための量子機械的方法は有用な洞察を提供した。本研究では,正準Watson-Crickと積層構成の両方におけるDNA塩基対アデニン-チミンの励起状態を解析するために時間依存密度汎関数理論(TDDFT)を利用した。励起状態波動関数は一電子遷移密度行列(1tdm)と自然遷移軌道の観点から解析し,可視化した。励起状態に及ぼす環境効果は非経験的有効フラグメントポテンシャル法を用いて考察した。非局在化の程度と電磁スペクトルの近紫外および遠紫外領域における励起状態の電荷移動特性を同定した。も非局在化に及ぼす環境効果は重要であり,配位により変化することを示した。さらに,複数の分子フラグメントを含む非局在状態と同様に,局在Frenkel型状態も同定した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 電子励起 ,  *塩基対 ,  電荷移動 ,  スペクトル ,  波動関数 ,  DNA【核酸】 ,  *励起状態 ,  可視化 ,  電子遷移 ,  *溶媒効果 ,  環境効果
準シソーラス用語： 非局在化 ,  TDDFT ,  光安定性 ,  光誘起 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 核酸一般  (EB04010U) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： アデニン ,  チミン ,  塩基対 ,  励起状態 ,  溶媒効果