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J-GLOBAL ID：201702262487618543   整理番号：17A0961920

原子論的モデルガラス形成体における構造特性の経時変化の弱い温度依存性

Weak temperature dependence of ageing of structural properties in atomistic model glassformers

著者 (4件)： Jenkinson Thomas (H. H. Wills Physics Laboratory, Tyndall Avenue, Bristol, United Kingdom) ,  Crowther Peter (H. H. Wills Physics Laboratory, Tyndall Avenue, Bristol, United Kingdom) ,  Turci Francesco (H. H. Wills Physics Laboratory, Tyndall Avenue, Bristol, United Kingdom) ,  Royall C. Patrick (H. H. Wills Physics Laboratory, Tyndall Avenue, Bristol, United Kingdom)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 147  号： 5  ページ： 054501-054501-8  発行年： 2017年08月07日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 経時変化現象を,二つの2元のLennard-Jonesガラス形成体,Kob-AndersenおよびWahnstroem混合物の構造的な観点から調べた。両者とも,過冷却時にガラス形成体によって仮定された幾何学的モチーフ,局所的に有利な構造(LFS)を確立した。Kob-Andersen混合物は,プリズム様の平方反角柱を形成する。Wahnstroemモデルは二十面体を形成する。経時変化すると,構造緩和時間はべき乗則と無矛盾の時間依存性を持つことがわかった。しかし,LFS母集団およびポテンシャルエネルギーは,それぞれ対数的に増加および減少する。注目すべきことに,緩和時間の変化の要因10⁴に対応する調べた時間スケールにわたって,これらの量が経時変化する速度は,温度にほとんど依存しないように見える。Vogel-Fulcher-Tamman温度よりはるかに低い温度でのみ,経時変化のダイナミクスは遅くなる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ガラス成形 ,  *構造特性 ,  *温度依存性 ,  Lennard-Jonesポテンシャル ,  過冷却 ,  多面体 ,  二十面体 ,  *時効 ,  構造緩和 ,  緩和時間 ,  時間依存性 ,  法則 ,  ポテンシャルエネルギー ,  方程式
準シソーラス用語： *ガラス形成 ,  べき乗則 ,  Vogel-Fulcher-Tammann則

分類 (2件)： ガラスの性質・分析・試験  (YC02030Z) ,  非晶質の構造一般  (BK04010S)

タイトルに関連する用語 (6件)： モデル ,  ガラス ,  形成体 ,  構造特性 ,  経時変化 ,  温度依存性