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J-GLOBAL ID:201702262516157593   整理番号:17A1715033

扁桃体小領域と感情制御ネットワーク間の安静時機能的結合を特異的に変化させるオキシトシン:抑うつ形質との逆相関【Powered by NICT】

Oxytocin differentially alters resting state functional connectivity between amygdala subregions and emotional control networks: Inverse correlation with depressive traits
著者 (8件):
資料名:
巻: 149  ページ: 458-467  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3139A  ISSN: 1053-8119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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視床下部神経ペプチドオキシトシン(OT)は,種を超えて社会過程の調節におけるその役割のために益々注目を集めている。ヒトにおける鼻腔内OTを用いたに関する以前の研究はタスクおよび休止条件下でOTの観察された神経調節作用におけるへん桃核の重要な関与を指摘した。しかし,扁桃体は単一均一構造ではなく,辺縁系および前頭感情処理領域との結合性の異なるパターンを示すことを構造的及び機能的に不均一核の集合ではない。扁桃体小領域の機能的連結性に及ぼすOTの潜在的差次的効果を決定するために,79人の男性参加者が無作為化経鼻OTまたはプラセボ投与後の安静時f MRIを施行した。以前の研究と一致してOTは,感情調節に関与する背側正中前頭前野による全扁桃体の連結性を増加させた。さらに,OTは小脳領域を持つ全扁桃体の結合を増強した。重要なことに,OTは異なる上流皮質ノード,特に前頭前野/壁,および小脳下流領域と扁桃体小領域の連結性を差別的に変えた。小脳領域とOT誘導結合性増大は大きくcentromedialおよび基底外側小領域に及ぼす影響により駆動された,前頭前野との結合性の増加は,右浅と基底外側小領域により仲介された。OTは時間,後頭部領域および頭頂部領域の感情的な顔面処理ネットワークのコアハブを持つcentromedialサブ領域の連結性を減少させた。予備的知見は,表在性扁桃体-前頭前野経路への影響は逆に無症候性うつ病のレベルと関連しており,おそらくOT変調は増加し病理学的負荷との関連で鈍化であることを示したことを示唆した。まとめると,今回の知見は,ヒトにおける扁桃体中心感情処理ネットワーク上のOTの小区域特異的な調節的役割を示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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中枢神経系 

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