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J-GLOBAL ID:201702262557333753   整理番号:17A0618409

変形股関節症:全ゲノム塩基配列決定からCOMPおよびCHADLの希少な遺伝子型が変形性股関節症の高リスクに関連することが明らかになる

Whole-genome sequencing identifies rare genotypes in COMP and CHADL associated with high risk of hip osteoarthritis
著者 (64件):
資料名:
巻: 49  号:ページ: 801-805  発行年: 2017年05月 
JST資料番号: W0430A  ISSN: 1061-4036  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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変形性関節症により股関節全置換を受けたアイスランド人患者4,657人と集団対照207,514人において,全ゲノム塩基配列決定によって同定されたバリアントに基づいて,股関節全置換についてのゲノムワイド関連研究を行った。変形性関節症による股関節全置換と強く関連する2つの希少なシグナルが見つかった。1つは,COMP遺伝子のミスセンスバリアントc.1141G>C(p.Asp369His)である〔対立遺伝子頻度=0.026%,P=4.0×10-12,オッズ比(OR)=16.7〕。もう1つは,劣性遺伝形式を介しての関連を示す,CHADL遺伝子のフレームシフト変異rs532464664(p.Val330Glyfs*106)である(ホモ接合体頻度=0.15%,P=4.5×10-18,OR=7.71)。平均して,c.1141G>Cがヘテロ接合である人は13.5年(P=0.0020),rs532464664がホモ接合である人は4.9年(P=0.0026),この遺伝子型でない人よりも早く股関節置換を行っていた。また,完全長CHADL転写産物が軟骨に発現していることも分かった。その上,CHADLのフレームシフト変異によって挿入された早期終止コドンにより,変異転写産物のナンセンス変異依存分解が引き起こされた。Copyright Nature Japan KK 2017
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
運動器系の基礎医学  ,  遺伝的変異  ,  骨格系 

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