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J-GLOBAL ID：201702262558784318   整理番号：17A1168062

湖栄養化学量論は地域と亜大陸スケールでの栄養塩濃度より予測可能ではない【Powered by NICT】

Lake nutrient stoichiometry is less predictable than nutrient concentrations at regional and sub-continental scales

著者 (8件)： Collins Sarah M. (Department of Fisheries and Wildlife, Michigan State University, 13 Natural Resources, East Lansing, Michigan, 48824, USA) ,  Collins Sarah M. (Center for Limnology, University of Wisconsin, 680 North Park Street, Madison, Wisconsin, 53706, USA) ,  Oliver Samantha K. (Center for Limnology, University of Wisconsin, 680 North Park Street, Madison, Wisconsin, 53706, USA) ,  Lapierre Jean-Francois (Departement de Sciences Biologiques, Universite de Montreal, Pavillon Marie-Victorin, CP 6128, succursale Centre-ville, Montreal, Quebec, H3C 3J7, Canada) ,  Stanley Emily H. (Center for Limnology, University of Wisconsin, 680 North Park Street, Madison, Wisconsin, 53706, USA) ,  Jones John R. (School of Natural Resources, University of Missouri, 302 Anheuser-Busch Natural Resources Building, Columbia, Missouri, 65211, USA) ,  Wagner Tyler (U.S. Geological Survey, Pennsylvania Cooperative Fish and Wildlife Unit, The Pennsylvania State University, 402 Forest Resources Building, University Park, Pennsylvania, 16802, USA) ,  Soranno Patricia A. (Department of Fisheries and Wildlife, Michigan State University, 13 Natural Resources, East Lansing, Michigan, 48824, USA)
資料名： Ecological Applications  (Ecological Applications)
巻： 27  号： 5  ページ： 1529-1540  発行年： 2017年 
JST資料番号： A1318A  ISSN： 1051-0761  CODEN： ECAPE7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多くの生態系での生産は複数の要素により共制限される。栄養源,栄養輸送,及び内部処理に関連する運転者の知られている一連の湖におけるリン(P)と窒素(N)の濃度を制御するが,単一栄養素濃度の運転者は,湖N:P化学量論における空間的または時間的変動を説明することができるかどうかについてはほとんど知られていない。幾人かの運転者は,NとPとの類似した関係をもち,それらの比との弱い関係を導くので,化学量論の予測は,個々の元素の濃度予測よりもより複雑である可能性がある。さらに,元素濃度に対する主な制御因子は地域により変化する,運転者,湖の栄養素及びそれらの比率の間の文脈依存関係をもたらした。ここでは,NおよびP濃度の既知の運転者は,N:P化学量論の変化を説明できるかどうか,と化学量論の変化を説明する地域間で異なるかどうか調べた。 2,700湖沼におけるN:Pの運転者亜大陸スケールで,対照的な生態学的背景を持つことを亜大陸研究地域内二大領域,土地被覆(農業対森林)の支配的なタイプの違いを検討した。亜大陸のスケールでは,湖の栄養塩濃度は,栄養塩類負荷と湖内部処理と相関したが,化学量論は湖栄養素の運転者に弱く相関した。地域規模では,栄養分と定比性における変動を説明する運転者は地域間で異なっていた。米国中西部領域,農業土地利用が支配的で,リンは湖深さに関連していたため湖深さと条植え作物農業の割合は化学量論の強い予測因子であったと窒素のみは,条植え作物農業の割合に関連していた。とは対照的に,全ての運転者は,米国北東部領域における類似した方法でNおよびPに関連した運転者と化学量論の間の弱い関係をもたらした。著者らの結果は,生態学的状況は,湖の栄養素と化学量論の制御を仲介することを示唆する。化学量論予測した栄養素濃度を予測するよりも一般的により困難であったが,人間活動は,NとPを分離し,高人間活動地域におけるN:P化学量論の良好な予測をもたらした。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 土地利用 ,  湖沼 ,  窒素 ,  栄養塩類 ,  栄養素 ,  *化学量論 ,  リン ,  生態学 ,  *予測 ,  経時変化 ,  生態系 ,  アメリカ合衆国 ,  *大陸 ,  農業
準シソーラス用語： *湖 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： ラゴスデータベース ,  湖栄養 ,  土地利用 ,  景観陸水学 ,  窒素 ,  栄養負荷概念 ,  りん ,  stoichiometry

分類 (3件)： 土壌化学  (FB04040C) ,  植物に対する影響  (EE05030G) ,  生態学一般  (EE01010I)

タイトルに関連する用語 (8件)： 湖 ,  栄養 ,  化学量論 ,  地域 ,  大陸 ,  スケール ,  栄養塩濃度 ,  予測