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J-GLOBAL ID：201702262565651911   整理番号：17A0990451

空間的に凝集した固着コミュニティのための多状態動的部位占有モデル【Powered by NICT】

A multistate dynamic site occupancy model for spatially aggregated sessile communities

著者 (5件)： Fukaya Keiichi (The Institute of Statistical Mathematics, 10-3 Midoricho, Tachikawa, Tokyo, 190-8562, Japan) ,  Royle J. Andrew (USGS Patuxent Wildlife Research Center, 12100 Beech Forest Road, Laurel, MD, 20708, USA) ,  Okuda Takehiro (National Research Institute of Far Seas Fisheries, Japan Fisheries Research and Education Agency, 2-12-4 Fukuura, Kanazawa-ku, Yokohama, Kanagawa, 236-8648, Japan) ,  Nakaoka Masahiro (Akkeshi Marine Station, Field Science Center for Northern Biosphere, Hokkaido University, Aikappu, Akkeshi, Hokkaido, 088-1113, Japan) ,  Noda Takashi (Faculty of Environmental Earth Science, Hokkaido University, N10W5, Kita-ku, Sapporo, Hokkaido, 060-0810, Japan)
資料名： Methods in Ecology and Evolution  (Methods in Ecology and Evolution)
巻： 8  号： 6  ページ： 757-767  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2682A  ISSN： 2041-210X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 再サンプリング誤差(すなわち固定点で同じ位置正確に再サンプリングに破壊)が大きな推定バイアスを生じる可能性があるので,固着性群集の遷移確率の推定は原理的に容易と考えられるが,実際には困難である。以前の研究では,この推定バイアスを補正するための新しい分析法を開発した。しかし,これらは典型的な固着性群集で観察される生物の凝集分布により誘起される群集組成の局所構造を考慮していないと観測に影響する可能性が高い。地域社会構造に関連した再サンプリング誤差を考慮した遷移確率を推定するための多状態動的サイト占有率モデルを開発した。モデルは,各観測点,再サンプリング誤差の発生に対する条件付きデータの確率分布を決定するために仮定した近傍の局所状態組成を推定するためのノンパラメトリック多変量カーネル平滑化方法論を適用する潜在的占有成分。計算機シミュレーションを用いて,地域社会構造に依存することを観測過程は遷移確率についての推論にバイアスをかける可能性があることを確認した。潮間帯固着性群集の実データセットに提案したモデルを適用することにより,ここではまた,遷移確率及び群集動力学の特性の推定値はかなり異なる可能性がある空間依存性を考慮したことを示した。結果は,Markovモデルに基づく管理計画を開発するための再サンプリング誤差と地域社会構造を考慮することの重要性を示唆した。提案アプローチは広い固着性群集に適用可能であることをこの問題に対する解決策を提供する。種組成の異方性空間相関を収容することができ,また複雑な非線形生態学的動態を推測するための基礎として役立つ可能性がある。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 占有率 ,  異方性 ,  *付着 ,  空間依存性 ,  確率分布 ,  バイアス ,  計算機シミュレーション ,  ノンパラメトリック法 ,  遷移確率 ,  生態学 ,  地域社会 ,  *凝集 ,  推定量
準シソーラス用語： リサンプリング ,  サンプリング誤差 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： 分類誤差 ,  群集動力学 ,  階層モデル ,  潮間帯 ,  カーネル平滑化 ,  サイト占有モデル ,  空間相関 ,  遷移確率

分類 (1件)： 金属材料  (HC04020L)

タイトルに関連する用語 (3件)： 凝集 ,  コミュニティ ,  モデル