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J-GLOBAL ID:201702262588994982   整理番号:17A1552789

二層構造をもつ二ニッケル錯体を触媒としたエチレン重合【Powered by NICT】

Ethylene polymerization catalyzed by dinickel complexes with a double-decker structure
著者 (6件):
資料名:
巻:号: 34  ページ: 5112-5119  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2349A  ISSN: 1759-9954  CODEN: PCOHC2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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二サリチルアルジミン基を含む大環状配位子をもつダブルデッカー二ニッケル錯体はエチレン重合のための触媒として使用した。配位子,その二イミン窒素は2,3,6,7,9,9-ヘキサメチルキサンテン-4,5-ジイルスペーサ(1 2H)と2,7-tert-ブチル-9,9-ジメチルキサンテン-4,5-ジイルスペーサ(2 2H)により接続され,二ニッケル錯体[Ni_2Me_2(PMe_3)2(1)]および[Ni_2Me_2(PMe_3)2(2)]を形成する。[Ni_2Me_2(PMe_3)2(1)]の触媒活性は室温で[Ni_2Me_2(PMe_3)2(2)]と金属錯体[NiMe(PMe_3)(1 H)]のそれよりも高かった。得られたポリエチレンのGPCの結果はニッケル錯体により触媒される反応は金属触媒[NiMe(PMe_3)(1 H)](M_w/Mn=1.8)により触媒されるそれよりもはるかに広い分子量分布(M_w/Mn>4.0)のポリエチレンを生成したことを示唆した。[Ni_2Me_2(PMe_3)2(2)]を触媒とした重合は,室温でよりも60°Cで高い活性を示した。[Ni_2Me_2(PMe_3)2(1)]及び[Ni_2Me_2(PMe_3)2(2)]触媒を用いて得られたポリエチレンはT_m=76 77°Cを持つ画分とより分枝した構造(69と95(/1000 C))と他のT_m=118 120°Cの分岐が少ない構造(36と39(/1000 C))に分けた。単核錯体による重合は,より少ない分岐分率に対応したポリエチレンを生成しない。二つのニッケル中心間の協同効果が高い分子量と枝分れの少ない結晶性ポリエチレンの形成の原因である。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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重合触媒,重合開始剤  ,  共重合 
タイトルに関連する用語 (4件):
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