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J-GLOBAL ID：201702262618144716   整理番号：17A1640588

架橋剤としての天然フィチン酸を固定化した生物学的動脈の生体適合性と抗石灰化【Powered by NICT】

Biocompatibility and anti-calcification of a biological artery immobilized with naturally-occurring phytic acid as the crosslinking agent

著者 (5件)： Wang Xu (College of Polymer Science and Engineering, Sichuan University, Chengdu 610065, China. [e-mail]) ,  Wen Kaili ,  Yang Xu ,  Li Li ,  Yu Xixun
資料名： Journal of Materials Chemistry B. Materials for Biology and Medicine  (Journal of Materials Chemistry B. Materials for Biology and Medicine)
巻： 5  号： 40  ページ： 8115-8124  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2382A  ISSN： 2050-750X  CODEN： JMCBDV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の第一の目的は,脱細胞化ブタ大動脈固定に対する新規多機能架橋剤,フィチン酸(PA)の固定化効果を評価することであった。化学修飾した同種移植による急速な分解と拒絶反応を回避するために移植前に必要である。ここで,グルタルアルデヒド(GA)のような,伝統的な架橋剤による高細胞毒性または重篤な石灰化などの欠陥を克服するために,PA,天然抽出物質は生物学的組織固定のために使用した。PA固定組織の重要な架橋特性と細胞適合性を調べた。の結果は,PA固定は効果的な架橋部位を形成しただけでなく,大動脈の元の微細構造,酵素加水分解抵抗性の機械的強度と容量を増加させたを同時によく保存されことを意味している。添加では,5%PA(水溶液)-固定組織は優れた細胞適合性を有することを示した。固定は細胞毒性を除去し,有意に増殖,接着と細胞の広がりを誘導した。添加では,播種したHUVEC,さらに血管新生の重要な特徴であるからのVEGFおよびET-1の分泌を促進することができた。その抗石灰化能もが著明で,血管修復が必要である。本研究は,PAが潜在的な生物学的架橋剤,その優れた架橋効果,酵素的分解に対する耐性,抗石灰化および細胞適合性に起因する可能性があることを示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 同種移植 ,  血管新生 ,  *生体適合性 ,  生体組織 ,  *石灰化 ,  VEGF ,  微細構造 ,  大動脈 ,  化学修飾 ,  酵素的分解 ,  機械的強度 ,  細胞毒性
準シソーラス用語： 細胞適合性 ,  脱細胞化 ,  *固定化 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (6件)： 架橋剤 ,  フィチン酸 ,  生物学 ,  動脈 ,  生体適合性 ,  石灰化