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J-GLOBAL ID:201702262670354703   整理番号:17A1478579

喜界島 (鹿児島県) 在来カンキツ ‘シークー’ (Citrus sp.) のベルガモット様香気成分の特徴およびその遺伝的背景

The Bergamot Aroma of Local Citrus ‘Shiikuu’ (Citrus sp.) Originating from Kikai Island of Kagoshima Prefecture, Japan: Analysis of its Essential Oil Characteristics and Genetic Background
著者 (3件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 239-248(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: L4829A  ISSN: 1347-2658  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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‘シークー’(Citrus sp.)は,奄美群島に位置する喜界島で栽培されているベルガモット香を備える在来カンキツ品種であり,同様のカンキツは奄美群島北部のみに見いだされる.この‘シークー’果皮から抽出できるベルガモット香について,同様の香りを備える‘ベルガモット’(C. bergamia Risso et Piet.)および‘田中ベルガモット’(C. balotina Poit. et Turp.)を対照として香気成分を分析した.その結果,主要香気成分である酢酸リナリル,リナロールおよびリモネンが,すべての供試材料で77%から91%を占め,成分構成が相似であることが判明した.また,‘シークー’には‘ベルガモット’において光感作作用を起こすフロクマリン類がほとんど含有されていなかった.‘シークー’は果実が小さくフラベド部分が薄いことから,水蒸気蒸留法による精油製造に適していることが示唆された.Sequence-related amplified polymorphism(SRAP)分析の結果,‘ベルガモット’と‘シークー’は直接の遺伝的関係はなく,‘シークー’は奄美群島北部で偶発実生として発生した在来カンキツであると推察された.(著者抄録)
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分類 (2件):
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果樹  ,  植物の生化学 
引用文献 (31件):

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