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J-GLOBAL ID:201702262672363744   整理番号:17A0499021

塩化物高含有ケイ酸カルシウムガラス

High chloride content calcium silicate glasses
著者 (4件):
資料名:
巻: 19  号: 10  ページ: 7078-7085  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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塩化物はケイ酸ガラス融液から揮発することが知られており,今日までオキシクロライドケイ酸ガラスの研究は限られた数しか報告されていない。本論文では大量のCaCl2を保持するケイ酸ガラスを合成した。CaCl2をメタケイ酸カルシウム組成(CaO-SiO2)に加えた。融液急冷法によりガラスを生成し,平均70%の塩化物が融解後に保持される。結晶化を起こさずに,最大31.6モル%CaCl2がこれらのケイ酸ガラス内に組込まれた。29Si MAS-NMRスペクトルにより,ケイ素が主にQ2ケイ酸種として存在することを示した。これは塩化物がSi-Cl結合よりCl-Ca(n)種を生成することを示唆している。CaCl2含量の増加に伴って,Tgが782°Cから370°Cに著しく減少した。ガラス密度と結晶化温度は,CaCl2含量の増加とともに線形に減少した。しかしどちらの線形回帰も,20モル%のすぐ下のCaCl2含量でブレークポイントを明らかに示した。これは構造の著しい変化によるもので,熱処理で生成される結晶化相の性質とも関連している。19.2モル%より少ないCaCl2を含むガラスは結晶化して珪灰石となり,一方19.2モル%以上のCaCl2を含むガラスは結晶化してCal2になると考えられる。実際にはCaCl2の結晶化は,結晶化温度がCaCl2の融点より低くならないと起こらなかった。塩化物の高保持に伴う結果の含意を考察した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
分類
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塩  ,  ガラスの製造  ,  その他の無機化合物の結晶構造  ,  その他の無機化合物のNMR 
タイトルに関連する用語 (3件):
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