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J-GLOBAL ID：201702262696879876   整理番号：17A1542111

炭素繊維複合パネルによる柱部材の耐震補強効果の検討

著者 (5件)： 河村圭亮 (大成建設 技術セ) ,  新藤竹文 (大成建設 技術セ) ,  松岡康訓 (成和リニューアルワークス) ,  菅野道昭 (成和リニューアルワークス) ,  池山正一 (成和リニューアルワークス)
資料名： コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集  (Proceedings of the Concrete Structure Scenarios, JSMS)
巻： 17  ページ： 401-406  発行年： 2017年10月12日 
JST資料番号： L6941A  ISSN： 1346-7492  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 炭素繊維シートを2枚のフレキシブルボードで挟み込んだパネル(以下,炭素繊維複合パネル)による柱部材の耐震補強工法は,パネルが軽量であるため重機が使用できない狭隘な場所での人力施工や短期間での施工が可能である。本研究では,鉄道ラーメン高架橋の柱を模擬した3種類の断面寸法の鉄筋コンクリート柱試験体に対して,炭素繊維複合パネルにより補強した上で正負交番載荷実験を行い,耐震補強効果を確認した。その結果,従来の炭素繊維シート巻立てによる補強と同等のせん断補強効果および靭性補強効果が得られることを明らかにした。(著者抄録)

シソーラス用語： *耐震補強 ,  鉄筋コンクリート構造 ,  補強材料 ,  載荷試験 ,  繰返し試験 ,  *炭素繊維 ,  複合板 ,  複合材料 ,  塑性率 ,  *橋脚 ,  高架橋 ,  モルタル
準シソーラス用語： 正負交番載荷試験 ,  無収縮モルタル

分類 (2件)： コンクリート構造  (RA04030A) ,  その他の紡糸・製糸  (YM03050G)

引用文献 (6件)：

• 宮本征夫,石橋忠良,斉藤俊彦:既設橋脚の鋼板巻き耐震補強方法に関する実験的研究,コンクリート工学年次論文報告集,Vol.9,No.2,pp.275-280,1987.
• 鈴木三馨,岡本修一,新藤竹文,竹井勝美:CF複合パネルによる柱部材の耐震補強工法の開発,コンクリート工学年次論文集,Vol.37,No.2,pp.925-930,2015.
• 河村圭亮,新藤竹文,松岡康訓,菅野道昭:連続繊維複合パネルによる大断面柱部材の耐震補強効果に関する検討,コンクリート工学年次論文集,Vol.39,No.2,pp.1141-1146,2017.
• 田附伸一ほか:薄鋼板を貼り重ねる既設RC柱の耐震補強工法の開発,土木学会論文集F,Vol.62,No.2,pp.326-335,2006.
• 土木学会:コンクリートライブラリー101 連続繊維シートを用いたコンクリート構造物の補修補強指針,pp.23-32,2000.

タイトルに関連する用語 (5件)： 炭素繊維 ,  複合パネル ,  柱部材 ,  耐震 ,  補強効果