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J-GLOBAL ID:201702262699539666   整理番号:17A1234645

ポリシアル酸模倣体イダルビシンとイリノテカンは蛋白質キナーゼCを介してニューロンの生存と神経突起伸長とシグナルを刺激する【Powered by NICT】

The polysialic acid mimetics idarubicin and irinotecan stimulate neuronal survival and neurite outgrowth and signal via protein kinase C
著者 (11件):
資料名:
巻: 142  号:ページ: 392-406  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0504B  ISSN: 0022-3042  CODEN: JONRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ポリシアル酸(PSA)はα2 8結合シアル酸残基の大きな,負に荷電した,線形共重合体である。二ポリシアリルトランスフェラーゼによって生成され,Nおよび/またはO-結合グリカンに結合していると,その主なキャリアは神経細胞接着分子(NCAM)である。PSAは細胞移動,軸索経路探索,シナプス標的化,シナプス可塑性を強化することにより神経系の発生と再生を制御し,前駆細胞の分化を調節することにより,細胞-細胞および細胞-マトリックス接着を調節する。成体では,PSAは免疫系で役割を果たし,PSA模倣体は,神経系損傷後の機能的回復を促進する。治療に応用可能であることをPSAの新規小分子模倣体の探索において,著者らは競合酵素結合免疫吸着検定法を用いたPSA模倣体としてのイダルビシン,抗腫瘍アントラサイクリン,イリノテカン,トポイソメラーゼI阻害剤クラスの抗腫瘍薬を同定した。イダルビシンとイリノテカンは,PSA模倣ペプチドとコロミン酸,PSAの細菌類似体と競合し,PSA特異的モノクローナル抗体735への結合。イダルビシンとイリノテカンはコロミン酸と同様に蛋白質キナーゼCとErk1/2を介した酸化ストレス後の培養小脳ニューロンの神経突起伸長及び細胞生存を刺激し,Fyn,カゼインキナーゼIIとホスファターゼとテンシン相同体はイダルビシンとイリノテカン誘導神経突起伸長に関与するのみであった。これらの新しい結果は,PSAの構造と機能は,PSAと同じシグナル伝達カスケードを誘発する低分子有機化合物イリノテカンとイダルビシンにより模倣され,神経系損傷を治療するためのこれらの薬剤を再標的化の可能性を導入できることを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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細胞生理一般 

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