文献
J-GLOBAL ID:201702262706997923   整理番号:17A0621944

ラクチドの開環重合触媒としてのガリウム及びインジウムアルコキシド錯体の比較

A Comparison of Gallium and Indium Alkoxide Complexes as Catalysts for Ring-Opening Polymerization of Lactide
著者 (8件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 1375-1385  発行年: 2017年02月06日 
JST資料番号: C0566A  ISSN: 0020-1669  CODEN: INOCAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
環状エステルの開環重合(ROP)のための触媒として第13族金属錯体(Al,Ga,In)を合成し,その触媒活性に対する金属サイズ及びLewis酸性度の影響を調べた。本研究で新しく合成したGa及びAl錯体は4価配位子N,N′-エチレンビス(サリチルイミン)(salen(ONNO))または3価配位子ジアミノフェノラート(NNO,及びNNO*)によって担持された錯体,(±)-(ONNO)GaCl(±-1),(±)-(ONNO)Ga(OEt)(±-2),(NNO)MCl2(M=Ga(3),Al(5)),(±)(NNO*MCl2(M=Ga(±-4),Al(±-6)である。これらの錯体を触媒とするラクチド及びε-カプロラクトンのROPに対する重合速度及び選択性を測定し,既報の対応するIn錯体を用いた触媒活性と比較した。その結果,Ga及びAl錯体の触媒活性はいずれもIn錯体より低いことが分かった。(±)-2を触媒とする1当量のラクチドのROPでは初めて挿入生成物を得た。第13族金属錯体によるROP触媒活性の違いを理解するため,Gutmann-Beckett法を用いて得たLewis酸性度(In錯体がもっとも低い)及び密度汎関数理論計算から得たMulliken電荷(In錯体がもっとも大きい)と触媒活性の関係を論じた。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
非遷移金属元素の錯体  ,  重合触媒,重合開始剤 
物質索引 (5件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る