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J-GLOBAL ID:201702262712657761   整理番号:17A1484427

新しいルテニウム(II)錯体の抗リーシュマニア活性:寄生生物-宿主相互作用に及ぼす影響【Powered by NICT】

Anti-Leishmania activity of new ruthenium(II) complexes: Effect on parasite-host interaction
著者 (13件):
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巻: 175  ページ: 225-231  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0908A  ISSN: 0162-0134  CODEN: JIBID  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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リーシュマニア症は,Leishmania属の原虫により生じる寄生虫疾患である。電流処理により提示された多くの合併症高毒性,高コストと寄生虫耐性を含む新しい治療薬不可欠の開発を行った。dppm=ビス(ジフェニルホスフィノ)メタン,R=4butylbenzoate(bbato)1, 4-(メチルチオ)ベンゾアート(mtbato)2および3-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾアート(hmxbato)3と,cis-[Ru~II(η~2O_2CR)(dppm)2]PF_6,新しいルテニウム(II)錯体の抗リーシュマニアポテンシャルを評価し,プロマスチゴート細胞毒性と寄生虫-宿主相互作用に及ぼすそれらの影響にすることを目的とした。錯体の細胞毒性はLeishmania(Leishmania)amazonensis,Leishmania(Viannia)braziliensis,Leishmania(Leishmania)infantumプロマスチゴートとマウスマクロファージ(RAW 264.7)に対するMTTアッセイにより分析した。寄生虫-宿主相互作用に及ぼす錯体の効果を二つの異なる濃度各錯体の存在下で行ったin vitro感染性アッセイ:プロマスチゴートIC_50値とRAW264.7マクロファージの90%に非毒性濃度で評価した。錯体1 3は試験した全てのLeishmania種に対する強力な細胞毒性活性を示した。IC_50値は7.52 12 59μM(錯体1)~0.70 3 28μM(錯体2)と0.52 1 0.75μM(錯体3)。すべての錯体は試験した両濃度で感染性指数を有意に阻害した。感染阻害は37~85%の範囲であった。興味深いことに,複素作用に起因する感染性阻害は試験した濃度の,Leishmania(Leishmania)infantumに対する錯体1を除いてで有意差はなかった。感染阻害は感染マクロファージの割合とマクロファージ当り寄生虫数の両方の減少から生じた。成績を総合すると,これらの新しいルテニウム(II)錯体によるin vitroで顕著な殺リーシュマニア活性を示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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白金族元素の錯体 

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