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J-GLOBAL ID:201702262740790662   整理番号:17A1213540

Escherichia coli GutM4は2,5 ジケトピペラジンを産生し,in vitroでのヒト病原体を阻害する【Powered by NICT】

Escherichia coli GutM4 produces 2,5-diketopiperazines and inhibits human pathogens in vitro
著者 (5件):
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巻: 28  ページ: 35-40  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3356A  ISSN: 0717-3458  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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抗生物質の過剰無差別的使用は抗生物質耐性病原体の発生を引き起こすので,感染症の治療と予防のための代替抗微生物戦略としてのプロバイオティクスまたはそれらの代謝産物を使用する非常に一般的な実務となってきた。本研究の目的は,ヒト消化管からの大腸菌の潜在的抗微生物プロバイオティック株を選択し,抗菌活性に寄与するジケトピペラジン類の生産を調べることであった。E.coli GutM4は健康な成人の糞便から分離した。E.coli GutM4は10指標病原体に対して顕著な拮抗活性を示し,この活性は指標病原体の八に対する対照株E.coli Nissle1917 1917のそれよりも小さいなかった。さらに,E.coli GutM4上清の阻害作用はトリプシン処理により著しく減少させるので,E.coli GutM4はトリプシン標的ペプチド結合を含む拮抗物質を生成した。E.coli GutM4の拮抗活性とペプチド化合物と一致して,142,5 ジケトピペラジン 12シクロ(Pro-Phe),3シクロ(PRO-TYR),と5シクロ(4 ヒドロキシル Pro Leu)を含むE.coli GutM4の発酵液抗病原性活性を有することが報告されているものから単離した。E.coli GutM4はin vitroでヒト病原体に対する拮抗作用に部分的に関与したことを2,5 ジケトピペラジンを生成した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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微生物検査法  ,  ピラジン  ,  抗細菌薬の基礎研究  ,  微生物の生化学 
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